「遅さ」の原因は「ドラポジ」かも! サーキット走行の正しい「運転姿勢」を伝授 (1/2ページ)

「遅さ」の原因は「ドラポジ」かも! サーキット走行の正しい「運転姿勢」を伝授

ドライビングポジションの調整は重要なセッティング

 モータースポーツがスポーツである以上、もっとも大事なことは身体の使い方。その要となるのがドライビングポジションだ。F1などのレーシングカーは、新しいマシンができたときに、何時間もかけてそのドライバー専用のシートを作る。シートは体内座標を確定させるものであり、ドライバーとクルマのインターフェースを司る部分になるからだ。ドライビングポジションがでたらめでは、正確な操作は決してできない。

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ルノー メガーヌの発表会に展示されたルノーF1のシート画像はこちら

 そういう意味でもドライビングポジションは“最重要のセッティング”といっていいだろう。正しいドライビングポジションの決め方は以下の通りだ。

まずはシートに奥深く座る

 強いGがかかっても身体がぶれたりしないように、ホールド性を高めたり、クルマの挙動を感じやすくするためにも、腰、背中、肩はシートと隙間が出来ないようにし、接触面積を増やしておきたい。そのためにはシートに奥深く座り、仙骨付近や腰回りが離れないようにするのが肝要。これが意外にできていないので、定期的に点検することを習慣にしよう。

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シートには深く座り、なるべく身体のスキマがないようにしたい画像はこちら

シートバックを立てる

 人間のGセンサーで一番重要なのは、26個の背骨。背骨は真っ直ぐに立てたときに、Gセンサーの感度がよくなるので、シートバックはできるだけ立てておく。コーナリング中も首を傾けたりせず、左右の目はつねに水平になるようにして、目線を安定させることがコツだ。シートはあまり寝かせずに、立ててから調整をしていくのがだろう画像はこちら

 フル加速時に首が反りそうならシートバックが寝過ぎている証で、フルブレーキで上半身が前のめりになりそうなら、シートバックが立ちすぎかもしれない。

ステアリングと腕・肩の位置を決める

 次はステアリングと手の関係。チルト機能があれば、ペダル操作に悪影響が出ないところまで、ステアリングの位置は低くして、肩をシートにつけたまま手を伸ばして、手首がステアリングのトップに乗るまで座面を前に出す。ステアリングの位置調整はチルトを一番下に下げてから行う画像はこちら

 大事なことは、ステアリングをどこまで切っても、肩がシートバックから離れないこと。基本の9時15分の位置から切り始め、右手が9時、8時になっても肩が離れない。左手が3時、4時の位置になってもシートから肩が離れなければOK。ステアリングを切り込んだときに、シートから肩が離れないようにしたい画像はこちら

 ずいぶんステアリングまでの位置が近いと思うかもしれないが、これが力まず自由に腕を動かすためのポジション。腕が伸びきってステアリングが遠いと、無駄な力が必要になる。テレスコピックも十分使うといい。腕は伸びきらずに、少し窮屈な方が良いくらいだ画像はこちら

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