これぞ男の「四角い」ボディ! かつて輝きを放った国産ヨンク4選 (2/3ページ)

【トヨタ・ランドクルーザー】

 今も昔も熱狂的なファンに支えられるランドクルーザーのシリーズもRVブームを牽引した。50系(ムース)からの流れを継ぐ「ステーションワゴン系」の60系(ロクマル)は1980年から1989年、その後継モデルの80系(ハチマル)は1997年まで販売され大ヒットを記録。その後も100系、200系へと進化を続ける。60系は前期型が丸目、1987年以降の後期型は各目4灯で好みが分かれるところ。パワーユニットはデビュー当初、4.2L直6ガソリン(2F)と3.4L直4ディーゼル(3B)が採用されたが、最終モデルでは4L直6ガソリン(3F-E)、4L直6ディーゼル(12H-T)まで進化した。

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 1989年にデビューした80系は、何もかもが洗練されていた。サスペンションは当たり前のように4輪コイルリジッドとなり一部のバンモデルを除いてフルタイム4WDを採用。インテリアはグランドピアノをモチーフにした高級感あふれるインパネ(前期型)、高品質のシートや分厚いカーペットなど、ランドクルーザーを高級路線へと導いたモデルだ。パワーユニットは4.2L直6ディーゼルターボ(1HD-T)とNAの4.2L直6ディーゼル(1HZ)、4.5L直6ガソリン(1FZ-FE)とパワフルなスペックのユニットを投入(1FZ-FEに至っては215ps)。当時のトレンドはパワフルなディーゼル車で1HD-Tモデルが人気だったが、その後のディーゼル車規制の影響で中古相場はガソリンモデルが高騰するという現象が起きた。1989年にデビューした80系ランドクルーザー画像はこちら

 「ヘビーデューティー系」は40系(ヨンマル)の後継モデル70系(ナナマル)が1984年から2004年まで販売された。70系においては日本から姿を消した後も海外で販売され続け、2007年にはフェイスリフトを含む大幅なモデルチェンジを敢行。日本では2014年に約1年間の期間限定で販売された。ちなみに2004年までに日本で販売されていた丸目の70系はショート(メタルトップ、幌)、ミドル(FRPトップ)、セミロング(4ドア)があり、当時はオートマチックトランスミッションも選べた。丸目の70系は現在も高い人気を誇り、状態の良い個体は中古車市場で当時の新車価格より高い値段で流通している。1984年から2004年まで販売された70系ランドクルーザー画像はこちら

 また1985年には「70ライト系」として、ランドクルーザー70ワゴンが登場。ヘビー系の70系がリーフリジット(1999年にフロントのみコイルリジットへ変更)だったのに対して4輪コイルリジットを採用。尚、国産四駆で初めて4輪コイルリジッドを導入した歴史的なモデルでもある。しかし、流通量が少なくなかなかお目にかかることができない希少車だ。1985年登場のランドクルーザー70ワゴン画像はこちら

 1990年の4ドアモデルの追加を機にモデルチェンジし、「プラド」のサブネームが与えられた通称「70プラド」が登場。前期モデルのパワーユニットは2L-T (2.4Lディーゼルターボ)でインパネは70系と共用だったが、後期モデルはハイエースやサーフにも搭載された名機1KZ-TE(3.0Lディーゼルターボ)を搭載し、インパネも専用設計された。快適性と優れた動力性能を両立しつつ、70系譲りの硬派なスタイルが受けて人気を博した。その後、プラドは90系、120系、150系と進化し独自の系譜となる。1990年のランドクルーザー4ドアモデルの追加を機にモデルチェンジし、「プラド」のサブネームが与えられた画像はこちら