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「ドリフトの聖地」を救いの手を! 福島県沖地震で壊滅した「エビスサーキット」の復興と支援

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: エビスサーキット

復興に向け全国のクルマ好きが立ち上がった

 続いてはすでに支援したファンも多い、復旧へ向けた寄付に関する話をしたい。3月1日にエビスサーキットのウェブサイトから、支援金を寄付できるページがオープンした。

 フォームに必要事項を記入して登録すると、銀行口座を案内するページに進む。今のところ福島銀行と三菱UFJ銀行の口座へ寄付が可能。復旧後に制作する予定の看板『EBISU SUPPORTERS』へ名前が掲載される。広報を担当するエビスサーキットの竹本さんによると、想像をはるかに上まわる支援が国内外から集まっており、とにかく感謝するばかりで大きな励みになっているそうだ。

 もっとも完全な復旧には莫大な費用がかかる。多くの名勝負を生み出しドライバーを育てた、エビスサーキットをクルマ好きとして少しでも応援したい。そう考える人はできる範囲で寄付してもいいし、サーキットを走ってもサファリパークで遊んでもいい。竹本さんも「私を始めスタッフの誰もがとにかくお礼を言いたい気持ちでいっぱいです。みなさんから受けた熱い気持ちを忘れず、今まで以上に楽しい場所を作り上げます」とのこと。

 なお西コースで予定されていた走行会などは、東コースに振り替えているケースも多い。ジェットコースターのような急勾配があり、楽しさとスリルを味わえる名コースだ。走り好きが身近に感じられる存在の「エビスサーキット」が1日も早く復興してくれることを願ってやまない。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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