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鈴鹿や富士だけにあらず! 意外に多い「ミニサーキット」は良くも悪くも「ナメちゃ」ダメ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

手軽なレジャー感覚で走れる! ローカルなミニサーキットの魅力

 「サーキット」と聞いて多くの方が真っ先に思い浮かべるのは、「鈴鹿サーキット」や「富士スピードウェイ」など、国際大会も開催される大きなレーシングコースだろう。さらに全国には「ミニサーキット」と呼ばれる、小規模ながらも魅力あるコースが数多くある。ではその魅力とは何か、逆にデメリットはないのか。その辺りに迫っていく。

「手軽さ」なら文句なくローカルサーキット

 規模は小さいながらも本格的なレーシングコースとは違う、ローカルならではの面白さや楽しさがあるミニサーキット。本格的なレーシングコースに対する最大のアドバンテージ、ズバリそれはリーズナブルで気軽に「走ってみよう」と思わせる料金だ。

 公式レースが行なわれるサーキットは距離も長いうえ、施設の維持やメンテナンスに莫大なお金がかかっている。規模が大きくなればなるほどスタッフの人数も増え、そのコストが走行料金に反映されるのは当然のこと。コースやライセンスの有無によって差はあるが、大きなレーシングコースの走行料金は、30分で5000円~が相場といえるだろう。タイム計測料や保険料が別途ならさらに上がり、走るにはそれなりの出費と覚悟が必要となる。

 対してミニサーキットは施設にもよるが下手をすると半額やそれ以下、さらに走行時間を半日や1日で区切っているコースも多い。参考までに特に安いといわれるミニサーキットを挙げてみよう。ドリフトの聖地として知られる福島県のエビスサーキットでは、月曜日に『マンデーチャレンジ』というフリー走行日が設けられている。グリップなら東コースと西コースの両方を走って1万3000円、ドリフトは5つのコースを走り放題で7500円。会員であったり走るコースが少なければさらに安く、半日の料金も別に設定されているのが凄い。

 同じく福島県のリンクサーキットは平日の半日が3500円で1日が5000円、土日祝日でも半日5000円で1日7500円とビックリするような安さだ。残りの走行時間を気にしながら焦ってセッティングしたり、休憩する時間を惜しんでガンガン走る必要がないことは、楽しさだけじゃなくタイムやクルマの仕上がりにも影響するはず。

 もうひとつの魅力は混雑する可能性が低いこと。クルマが多すぎて怖いとか自分のラインで走れない心配も少なく、ピットやパドックも同様で場所取りの苦労からも解放される。大きなサーキットではピット使用が有料のケースもあるが、ミニサーキットならほとんどが無料と思われるので、急な雨や同行した家族や友達が休憩する場所の心配もない。

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