「うっかり」では絶対済まされない! 「運転ミス」を未然に防ぐ「たった2つ」のポイント (2/2ページ)

「ズボンのベルト」が運転に重要な理由とは

 次に、服装だ。当然ながら、ペダル操作をしやすいズボンなどが適切だ。裾は、細身な方がいいだろう。そしてできれば、ベルトを外したほうが座席に腰をぴたりと落ち着けることができる。運転姿勢を保ちやすいだけでなく、長時間運転する際の疲れも少なくしてくれるはずだ。

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運転時のスボンのベルトは取った方が好ましい画像はこちら 正しい運転姿勢をとる際に肝心なのは、腰を座席に密着させることにある。ところが、ベルトをしていると、ベルト部分が硬いため、座席に体を密着させにくくなる。それによって、正しい運転姿勢をとったつもりでも、体と座席の間にわずかながら隙間を生じ、それによって運転している間に着座位置がずれていく可能性がある。

 これも競技の話だが、一般的なレーシングスーツはつなぎの形をして、ベルトをせず着られるようになっている。また、腰の部分は伸び縮みするようにも作られている。それらによって、座席に体を密着することができる。それほど、正しい運転姿勢をとるには、着るものにも配慮がいるのだ。座席に体を合わせられるレーシングスーツ画像はこちら そのうえで、上着は脱いで運転するとよい。上着は、着たときの姿が凛々しく見えたり、美しく見えたりするように仕立てられており、腕や肩を自在に動かすようには仕立てられていない。したがって、ハンドル操作をしにくくする。通常であればそれほど問題を感じないかもしれないが、いざというとき、素早いハンドル操作を求められた際に自由に腕や肩を動かせるよう、上着は脱いで運転することを薦めたい。またその方が、上着の背中に皺が寄らずに済み、クルマを降りたときにお洒落でもある。

 サンダルや草履の話をしたが、それにあわせ和服は運転に適さない。足さばきが制約を受けるし、帯の結び目が裏側に来るので、座席に体を密着させられない。和服も運転には適さない画像はこちら 昔の日本では、籠には乗ったが、馬車の時代を経験していないので、和服は背もたれに体を預けて座ることに適していないのだ。畳の上では、足は痺れても、正座をするのが腰や背中が垂直に伸びて体への負担が少ないからである。シートメーカーのレカロが座席づくりでいっている、「立つように座る」という姿勢が正座でできるのだ。

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