中古価格上昇は必至? 完売「S660」の限定モデル「無限RA」が狙い目な理由 (1/2ページ)

中古価格上昇は必至? 完売「S660」の限定モデル「無限RA」が狙い目な理由

限定車でありながらフトコロにも優しい1台

 今年の3月12日に2022年3月を以って生産が終了することがアナウンスされたホンダのマイクロスポーツカーであるS660。販売終了がアナウンスされたことで購入を迷っていたユーザーたちが殺到したのか、発表から3週間足らずの3月30日には生産予定分全てが完売したという驚異のスピードだったことは記憶に新しい。

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2015年4月に発売されたホンダS660画像はこちら そんなS660の有終の美を飾る最後の特別仕様車としてリリースされた「モデューロX バージョンZ」は、生産終了が発表された後に注文された約4000台のうち、半数以上となる2000台以上の注文を集めたと言われている。2021年3月12日に発売されたS660 Modulo X Version Z画像はこちら この「バージョンZ」という名前は、アルファベットの最後の文字である「Z」を冠したことで、最後の特別仕様車であることを示しているのは明白であるが、じつはS660にはアルファベットの最初の文字である「A」を冠したモデルも存在していたことをご存知だろうか。それこそが、2016年10月にホンダのスペシャリストとしても知られる無限からリリースされた「S660 MUGEN RA」である。 2016年10月に無限からリリースされたS660 MUGEN RA

足まわりの変更でリニアで軽快なハンドリングを実現

 無限が誇るレーシングスピリットを表現する「R」と、「コンプリートカーの基本」を意味する“A”を組み合わせたこのモデルは、S660が秘めるレーシングスピリットを楽しむ第一歩として作り出されたモデルだった。

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リアバンパーに装着される「RA」のエンブレム画像はこちら そのため、エンジン本体には手を加えず、ミッドシップらしいシャープなハンドリングを楽しめるようにとマイナス25mmの調整幅を持つビルシュタイン製の車高調整式サスペンションを採用。S660 MUGEN RAに採用されたビルシュタイン製の車高調整式サスペンション画像はこちら

 さらにデザインを含めた基本設計を無限が担当し、BBS社が製造した切削鍛造タイプのアルミホイールを採用し、純正ホイールに対し4本合計でマイナス5.8kgの軽量化を実現したことで、優れた回頭性やコーナリング速度、そしてリニアで軽快なハンドリングを実現していたのである。S660 MUGEN RAに装着されているBBS製のホイール画像はこちら

 また、オープンエアモータリングも楽しめるS660ということで、高い排気効率と心地よいスポーツサウンドを両立させたステンレス製の専用スポーツサイレンサー(マフラー)も装着されていた。S660 MUGEN RAのステンレス製の専用スポーツサイレンサー(マフラー)画像はこちら

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