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新型ヴェゼルの内装の特徴とは? 旧型との違いやおすすめの純正アクセサリーを紹介

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: ホンダ、山本佳吾、小林健

シンプルで使い勝手の良いインテリアまわり

 2013年に登場した初代ホンダ・ヴェゼルは3代目フィットをベースに開発された小型SUVだ。2021年4月25日にフルモデルチェンジが施され、2代目となった同車は、これまで以上に洗練されたデザインとなった。今回は同車の内装について解説を行っていこう。

新型ヴェゼルの魅力とは?

 先代モデル同様にホンダ独自のM・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム:人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、クルマのスペース効率を高めるという思想)に基づき開発された新型ヴェゼル。 小さくても中身の広いホンダの伝統を受け継ぎ、室内空間は限られたスペースから最大限の開放感を引き出した「かたまり感」のあるソリッドな造形を持つ。

インテリア

 シンプルで水平基調であるインテリアデザインであるだけに、運転する人が見やすい位置にメーターやディスプレイオーディオがレイアウトされている。

 先代モデル同様に手が触れるほとんどの箇所に柔らかな触感のパッドをあしらうことで、強さと優しさを兼ね備えた空間を実現している。

室内空間

 ミニバン並みにゆとりがあると言われたリヤシートは、先代と同一の全長ながら+35mm広くなった足元空間。同乗者にストレスを与えることなく、居心地が良くゆったりとした空間を提供する。

 さらにe:HEV Z、e:HEV PLaYのみのグレードにはなるが、オーディオシステムはコンパクトな車体に合わせて専用設計された独自の「プレミアムオーディオ」を搭載。デュポン™ケブラー®素材のコーンを使用したスピーカーと、パイオニア製高性能アンプを用いた合計10個のスピーカーにより、臨場感あふれる立体的なサウンドを楽しむことができる。

新型ヴェゼルのグレード別インテリア

 先代モデルとは異なり、水平基調のインストゥルメントパネルが印象的なインテリアを見ていこう。新型ヴェゼルのガソリンモデルは1グレードのみ、ハイブリッドモデルはe:HEV X、e:HEV Z、e:HEV PLaYの4種類のグレードが設定されている。基本的にはガソリン車の「G」がベース車両となり、他のグレードには「G」の主要装備にさまざまなものが追加され充実していく。

 まずは全タイプに標準装備されるインテリアアイテムをおさらいしたい。

・運転席用&助手席用スライド機構付きサンバイザー(チケットホルダー/バニティーミラー/照明付)
・アームレスト付きセンターコンソールボックス
・フロントコンソールアンダートレー(LED照明付)
・リヤセンターアームレスト(ドリンクホルダー付)
・チップアップ&ダイブダウン機構付き6:4分割可倒式リヤシート
・グラブレール(運転席/助手席/リヤ左右席)&コートフック(リヤ左右席)
・LEDフロントマップランプ
・LEDアンビエントランプ
・防眩ルームミラー(e:HEV Z、e:HEV PLaYは自動防眩)
・静電タッチ式LEDラゲッジルームランプ(ブラインドタッチでつけられる)
・タイダウンフック(4カ所)
・コンビニフック(ラゲッジルーム)

 上記に加えて各グレードに装備が追加されていく。では先代モデルと新型のインテリアを比較しながらグレード別で見ていこう。

■G

シート

 唯一のガソリンモデル「G」は先代と同じくファブリックシートを採用。先代モデルは7色から選ぶことができたが新型ではブラックのみ。シートのデザインも変更されているのが特徴的だ。

 また、先代にはリヤシートにもリクライニング機能があったが新型では廃止となった。

インパネまわり

 インテリアカラーはオールブラックの「G」は、インパネガーニッシュ、フロントセンターコンソールガーニッシュ、ドアライニングガーニッシュにシルバー加飾がなく、またピアノブラック調パワーウインドウスイッチパネルがないのも特徴だ。先代の「G・Honda SENSING」は、シンプルなブラックのファブリックを使用。インテリアカラーもオールブラックと洗練されたシンプルなインテリアが印象的だった。

■e:HEV X

シート

 先代にはガソリンモデルもあったが新型ではハイブリッドグレードしか設定がない「e:HEV X」。基本的にガソリンモデルのG・Honda SENSINGと変わらない。

 先代モデルはフロントシートにファブリックの他に本革シートをメーカーオプションで付けることが可能だった。なおリヤシートはファブリックのままだ。

インパネまわり

 シートを含めたインテリアカラーはすべてブラックとなっている。シルバー加飾インテリア(インパネガーニッシュ、フロントセンターコンソールガーニッシュ、ドアライングガーニッシュ)もなく、シンプルでブラック基調が大人のイメージを醸し出している。

 ちなみに先代モデルのHYBRID X・Honda SENSINGでは、スピーカーリングがクロームメッキになり、ステアリングも本革巻きになっていたが新型では樹脂のままだ。

■e:HEV Z

シート

 ワンランク上のインテリアを備えるe:HEV Zは、コンビシート(プライムスムース×ファブリック)が設定されている。 先代モデルの「HYBRID Z・Honda SENSING」ではブラウンとブラックを組み合わせたジャズブラウンもしくはブラックが選択可能だったが、新型ではブラックのみとなる。

 また、運転席と助手席のシートバックポケット&スマートフォンポケットが備えられているため、リヤシートに座った人の使い勝手が向上しているのがうれしい。

インパネまわり

 e:HEV Zはインパネガーニッシュ、フロントセンターコンソールガーニッシュ、ドアライングガーニッシュにシルバー加飾が追加されることで上質感を醸し出す。シルバー加飾は質感を高めるために、よくある樹脂に塗装という仕上がりではなく、金属パーツにシルバーのアクセントパーツを使っている。

 また、ステアリングとセレクトレバーに本革巻きが与えられるほか、ピアノブラック調パワーウインドウスイッチパネルを採用し、同スイッチ照明は全ドアに装備されている。夜間でも迷うことなく窓の開け閉めが可能だ。

 ちなみに先代モデルではステアリングホイールにインテリアカラーに合わせたステッチが施されていたが、このグレードはブラックのステッチとなっている。

 さらに、このモデルだけトノカバーが標準装備されているのも特徴的だ。買い物やクルマから長時間離れるときにうれしいアイテムだ。

■e:HEV PLaY

シート

 新型ヴェゼルの中で専用カラーや素材の組み合わせにまでこだわった個性的なタイプがe:HEV PLaYだ。先代の最上級グレード「HYBRID RS Honda SENSING」にあたるのが、このグレードだ。

 一目でわかるのがシート柄のデザイン。これまで紹介してきた、G・Honda SENSING、e:HEV X、e:HEV Zでは、無数にラインの入った柄となっていたが、遊び心満載のe:HEV PLaYでは、コンビシート(プライムスムース×ファブリック)にグレージュで専用装備として用意されている。背面と座面の部分にはファブリックが与えられ、体がホールドされる部分とヘッドレストにはプライムスムースが奢られる。

 前後シートにはオレンジのステッチも配色されており、他のグレードとは一線を画す気品と高級感を感じさせる仕上がりとなっている。

インパネまわり

 今回ラインアップされている新型ヴェゼルの中でもっともプレミアムな魅力を放っているe:HEV PLaY。他のグレードとまっとも違うのがダッシュボードまわり。シート表皮に合わせたカラーが取り入れられるインパネパッド、ドアアームレストも採用されている。

 比較グレートとなる「HYBRID RS Honda SENSING」には、RS専用スウェード調表皮「ウルトラスエード」をシート、インストルメントパネル、センターアームレストなどに採用していた。

 また、高触感パーミリオン塗装が施されたセンターコンソールパネルを採用しており、セレクターの先にはスマホを置くだけで充電されるワイヤレス充電器が追加。これまでケーブルが絡まったり見栄えが悪かった印象がなくなり、すっきりとした。 また、ステアリングには本革にオレンジステッチが与えられ、セレクトレバーにe:HEV Z同様に本革巻きが奢られている。常に触れる部分だからこそこだわりたいオーナーにオススメのグレードと言える。

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