ヤンチャ過ぎて逆に快感! 懐かしの暴れん坊「ドッカンターボ」国産車4選 (2/2ページ)

日産 ステージア(M35型)

 高年式のターボは大排気量NAのような滑らかな加速をするのが特徴であるが、2000年代でもドッカンターボを味わえるクルマが存在していた。それが2代目ステージアに存在していた「250t RS FOUR」系および「AR-X FOUR」だ。

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 このモデルには2.5LインタークーラーターボとなるVQ25DET型エンジンが搭載されていた。だが、なんとこのエンジンは2代目ステージア以外には搭載されなかった専用エンジンだったのだ。

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 低回転域はモソモソと加速をするイメージなのだが、ひとたび過給が始まると一気にパワーがさく裂。ステーションワゴンとは思えない加速を楽しむことができる。急にパワーが立ち上がることを見越してか、4WDモデルのみの設定だったことも頷ける味付けとなっていた。

ダイハツ・ブーンX4(M312S型)

 ブーンといえばダイハツのリッターカーで、兄弟車のトヨタ・パッソと共に営業車などでよく使われているイメージの車種だ。しかし、初代ブーンには「X4」と呼ばれる、ターボで武装したモータースポーツベースグレードが存在していたのである。

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 コアなファンであればミラからストーリア、そしてブーンへと受け継がれたX4というグレードはご存知だと思う。国内のラリーやダートトライアルに参加するユーザーをターゲットとしたモデルで、エンジンは通常のブーンにはラインアップされない936ccの直4ターボを搭載。フルタイムで四輪を駆動させる。

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 このエンジンは当時のレギュレーションでターボ係数をかけても1.6Lクラスに収まるよう計算された排気量を設定。そこに大型のターボをプラスすることで、133psというパワーを絞り出していた。

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 それだけに過給が高まってくるのは5000rpm以上となっており、トランスミッションもギヤ比をそれに合わせてクロス&ローギヤード化されたものを搭載。そのため、5速でも100km/h巡行で4000回転を超えるほどだった。

 パワーバンドさえ外さなければ痛快な加速が楽しめる一方で、ひとたび回転が落ちてしまうと過給がかかるまで待たなければならない……。まさにドッカンターボを地で行くモデルだったのである。