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「一回目の東京五輪」時代って本当に良かったの? 1964年に売れていたクルマ5選

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TEXT: 永田恵一  PHOTO: トヨタ/日産/スバル

トヨタ2代目クラウン

 1955年に初の純国産車として初代モデルが登場したクラウンは1962年登場の2代目モデルで、自動車黎明期だけに当時は技術の進歩も非常に早かったこともあり、高速道路時代に対応した6気筒エンジンの搭載など、すべてが劇的に進化した。トヨタ2代目クラウン なお、2代目クラウンは5年間のモデルサイクルを通した販売台数が約25万台と、当時は貨幣価値などもありクラウンのポジションが現在よりずっと高かったことも考えると、クルマの種類が少なかったためもあるにせよ、現在よりも売れていることに大変驚く。

スバル360

 1958年に登場したスバル360は、日本の庶民に「マイカーでの移動の自由」を提供したという意味でも偉大な存在だ。また、スバル360は当時360ccだった軽乗用車の規格で大人4人を乗せて、それなりのスピードで走れるよう、前者達成のためRR構造の採用、後者達成のためには軽量化のためモノコックボディ、アルミやFRPを使うなど、当時の自動車エンジニアにはクルマの前は航空機の仕事をしていた人も多かったこともあり、小さいながら航空機に通じる高度なメカニズムが満載された点も凄かった。スバル360

 そんなクルマだけにスバル360は長年軽自動車販売のトップに君臨し、スバル360を手にした家族や若者は、夏場に4人が乗るなどすればギュウギュウ詰めで暑かったに違いないが、それでもモノだけではないいろいろ意味での豊かさが感じられ、幸福だったのではないだろうか。

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