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ある意味理想の組み合わせ? 夢が現実になった「日欧コラボ高性能車」5選

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 三菱/いすゞ/ダイハツ/アウディ/Auto Messe Web

コラボして誕生したハイパフォーマンスカーをプレイバック

 人に得意不得意があるように、自動車メーカーにも得意不得意があります。今回は自動車メーカーの枠組みを超えて、コラボレーションにより誕生したハイパフォーマンスモデルたちを紹介。お互いの得意分野を合わせたからこそ誕生した、走りにこだわった魅力的なモデルたちです。

三菱ギャランAMG

 AMGは今でこそメルセデス・ベンツのスポーツブランドとして確固たる地位を固めていますが、元々は同ブランドを得意とするチューナーという存在でした。そんなAMGが日本の三菱とタッグを組んだのは1986年のこと。2代目へとモデルチェンジしたデボネアに専用のエアロパーツなどを装備した「ロイヤルAMG」をラインアップしました。 しかし、真のコラボレーションモデルと言えるのは6代目ギャランが1989年にマイナーチェンジした際に、新たに追加されたギャランAMGでしょう。こちらは専用のエアロパーツはもちろん、ギャランに搭載される2L NAの4G63エンジンに、AMGチューニングを施していています。その結果、ベースの140psから30psアップの170psという当時の2L NAエンジンとしてはトップクラスのスペックを実現していました。

いすゞジェミニZZハンドリング・バイ・ロータス

 今でこそトラックやバスなどの商用車のみを生産しているいすゞ自動車ですが、かつては乗用車も生産していました。そんないすゞ自動車が1974年から1993年まで生産していた小型モデルがジェミニです。そのジェミニの2代目モデルに1988年に追加された仕様が「ジェミニZZハンドリング・バイ・ロータス」です。 この特別仕様はイギリスのスポーツカーメーカーであるロータスの技術支援を受けて、専用のサスペンションやスタビライザーなどが装備され、まさしくロータスのハンドリングチューンが施されていました。そのほかMOMO製のステアリングホイールやレカロシートなど、強化したハンドリングをドライバーがしっかりと楽しめるパーツも用意されていたのです。

ダイハツ・シャレードデトマソターボ

 1984年、ダイハツが生産していたシャレードに追加されたのが「デトマソTURBO」です。イタリアの自動車メーカーであるデトマソ社とコラボして誕生したこのモデルは、1リッターターボエンジンを搭載する小型車のシャレード(2代目)をベースに、専用のエアロパーツやマフラー、高性能なピレリP8タイヤを装着。内装もMOMO製ステアリングホイールやバケットシート、レッドをあしらったカラーコーディネートなどスポーティーに仕上がっていました。 デトマソ仕様のシャレード独自のポイントと言えるのはフルモデルチェンジを経てもコラボレーションしたことです。初代シャレードのときにもモーターショーに参考出品していますが、市販化まではたどり着けず2代目でようやく市販化を実現。3代目では市販化されませんでしたがこのときも参考出品し、4代目で復活を遂げています。この復活はデトマソ仕様の人気が高かったことを思わせるものです。

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