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HREスープラがトップ10フィニッシュ!「2021 NASCARエクスフィニティシリーズ」にスポット参戦

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

第2ステージは好位置からスタートするも多重クラッシュに巻き込まれる

 61号車の左サイドに1台のマシンがスピン状態から激しくヒットしてきて、ウォレスはそのダメージを負ったマシンを何とかピットまで戻す。そこからクルーは懸命な作業でマシンを修復、2周遅れの31番手でレースに復帰させると、ウォレス選手はこのあとも着実に順位を挽回し、第2ステージのチェッカーを17番手で受ける。このステージブレイクではタイヤ交換は行わず、給油とセッティング変更だけを素早くこなしてコースに送り出し、ポジションをアップさせたことで18番手から最終ステージのスタートを迎える。

 67周目に最終ステージのグリーンフラッグが振られると、14番手にジャンプアップ。しかし、クラッシュによる車両バランスの悪化と中古タイヤの消耗が激しく、徐々に後退を余儀なくされ、90周目には25番手までポジションを落としてしまう。

 ここでチームはタイヤの限界と判断してグリーンフラッグ下での早目のピットインを敢行、給油と新品タイヤへの交換とともにセッティングを変更して31番手でコースに戻す。

 ここから周回を重ねるごとにライバル勢が燃料給油で続々とピットインを開始。114周目には6度目のイエローコーションとなり、このタイミングで1周遅れの17番手にまでポジションを挽回すると、レースは残り11周となった。

 その後のリスタートで5台を抜き去ると、1周遅れのなかでは先頭に上がった61号車だったが、このタイミングで再びクラッシュが発生。幸運にもラッキードックの権利を獲得して同一周回の最後尾12位まで順位が上げることに成功。その後オーバータイムとなったリスタートでも2台をパスし、HREのマシンを初めてドライブしたウォレス選手は、カップドライバーの実力を遺憾無く発揮し、ダメージを負ったマシンでありながらも10位チェッカーでレースを終えた。

12
  • ミニガン・インターナショナル・レースウェイを駆け抜ける61号車のスープラ
  • HREスープラの走り
  • ピット戦略も成功させたHREスープラ
  • スポット参戦のウォレス選手が駆る61号車
  • カップカー・ドライバーの経験値が代われ起用のウォレス選手
  • 61号車のHREスープラ
  • クラッシュに巻き込まれるも10位フィニッシュした61号車
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