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「ハチロク」「ジェミニ」「インプレッサ」が本気バトル! 日本唯一のヒルクライムイベント「御岳高原ヒルクライム2021」

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

若手、津田洋輔選手のインプレッサが総合1位

 今回は、デモンストレーションランということで、今シーズンの全日本ラリー選手権で、唐津、丹後、モントレーと3勝を挙げJN1クラスポイントランキングトップを快走している福永 修選手&齊田美早子選手ペアが、そのラリー本番車である「アサヒ☆カナックOSAMU 555ファビア(シュコダ・ファビアR5)」を持ち込んでの走行を披露。そのタイムは2分41秒2、2本目は2分40秒0という結果となった。

NBクラス川瀬拓馬選手バーキンS3 一部マシントラブルや、クラッシュもあったものの、無事2日間ともに予定された時間内に競技を終えることができた。各クラスの優勝選手は、

Dクラス 篠原高広選手(#2 PROFIT-SPORTS タツキAE86/06:07.5/総合31位)
DLクラス 志賀良彦選手(#6 BRIG エラン/05:58.0/総合20位)
Kクラス 草間一朝選手(#10 K’s WSR Celam レンタルエッセ/06:48.5/総合67位)
NAクラス 土田和人選手(#26 つっちーカプチーノ/06:20.2/総合46位)
NBクラス 川瀬拓馬選手(#42 小山スピードBRIG S3/05:50.8/総合12位)
NCクラス BURA KAZU選手(#56 BRIG KRT 夏用インプレッサ/05:58.4/総合21位)
OAクラス 珠玖和孝選手(#63 DACカプチ 木村自動車商会 BRIG/05:49.3/総合11位)
OBクラス 三宅 洸選手(#71 色白S2000 AP1/05:43.7/総合8位)
OCクラス 村上克彦選手(#82 ランエボ9/05:27.7/総合3位)

という結果となった。

津田洋輔選手インプレッサ そして最上位クラスとなるXクラスでは、今シーズンからこのXクラスに参戦する若者、津田洋輔選手(#84 KRT☆BRIG☆インプレッサ)が、1本目で福永選手の出したタイムを上まわる2分39秒4のタイムを記録。2本目も2分40秒4のタイムをマークして合計5分19秒8となり、デモランの福永選手を上まわり総合1位を獲得している。

御岳高原ヒルクライム2021 BRIGヒルクライムチャレンジシリーズは残すところあと一戦となる。その最終戦となる第7戦「おうたき2240ヒルクライム」は11月6日(土)に開催される。翌7日(日)はフェスティバル(ALL JAPAN HILL CLIMB FESTIVAL in 王滝)開催となり、シリーズ最大の2デイイベントととして行われる。

 会場となるのは、長野県木曽郡王滝村にある「おんたけ 2240 スキー場駐車場」、その周辺の舗装道路が舞台となり、シリーズとしては2年ぶりの王滝戦となる。この最終戦は原則ルーキーのエントリーは許されず、さらにフェスティバルへは参戦の選考基準があり、シリーズ上位の選手のみが招待されるというイベントとなる。

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