「サーカス? 雑技団?」いいえ違います! 女子ジャーナリストが語る「トライアル」の魅力とは (1/2ページ)

「サーカス? 雑技団?」いいえ違います! 女子ジャーナリストが語る「トライアル」の魅力とは

この記事をまとめると

  • 2輪にハマり、生業にしてしまった女子ジャーナリスト
  • ライディング上達の近道として「トライアル」を始める
  • 実際に参加してみて感じた「トライアル」の魅力とは?

トライアルってどんなルールなの?

 トライアルの大会は、森のなかに作られたセクションと呼ばれる短いコースをひとりずつ走行し、マシンコントロールの正確さを競う競技である。採点はミスをするごとに加点される方式で、点数は低い方が上位となる。女子ジャーナリストがトライアルに挑戦 ちなみに、セクション走行中に地面に足を着いてしまったり、転倒してしまうと、その回数分加点されるルール。またセクションの通過経路は自由で、スタートから自分の走りやすいラインを選択し、ゴールラインを通過することができれば、そのセクションはクリアとなる。

 さらに、セクション中にはゲートマーカーと呼ばれる、少し難関な経路を通る選択肢も用意されている。そこを通過できればマイナスポイントとなるので、同じセクションでも、ライダーの技量に合わせた走行ラインを選ぶことができるのだ。そのルールも、初心者が楽しめる理由のひとつとなっている。女子ジャーナリストがトライアルに挑戦

 大会の主催者である生田目さんに、トライアルの魅力について聞いてみたところ、「ほかの競技に比べて乗り手のウエイトが高く、スポーツ性が高いこと。そして、どんなバイクでも、どんな場所でも、工夫次第で遊べること。生涯スポーツとして、楽しめる競技だと思います」と語ってくれた。女子ジャーナリストがトライアルに挑戦 確かに、こんなに狭い場所で遊べるバイク競技はほかにない。そして、マシンの差よりライダーの技量の差が重要となるバイク競技も、唯一ではないだろうか。

参加者に直撃! トライアルの魅力とは?

 参加者の元木高明さんにトライアルの魅力について伺った。「オートバイを操作するための基本が、すべて詰まっているところだと思います」女子ジャーナリストがトライアルに挑戦

「だから、ほんとはすべてのバイク競技は、トライアルから始めればいいと思うんですよ。日本は結構、逆の流れになっていて、私もダート競技を引退してからトライアルを始めたひとりですが、本当は、子どものころにトライアルをやって、そのあと、次の競技にいくのが理想だと思います」女子ジャーナリストがトライアルに挑戦 トライアルには、バイクに乗るためのすべての基礎が詰まっている。それは、実際にやってみないと理解できないことかもしれない。バイク競技をまったく経験したことのない人が、今日の私の走りを見たら、「一体何をやっているのか」と、理解に苦しむだろう。女子ジャーナリストがトライアルに挑戦 歩いたほうが速いような速度で、セクション内をトコトコと走り、ゲートマーカー部分などのハードな障害物は避け、できる限り平坦なラインを選んでゴールに向かう。見ている方からすれば、地味で何の面白みも無い光景に映るだろう。

 しかし、そんなもっとも簡単で安全なラインでセクションをクリアするだけでも、体幹やアクセル・ブレーキのコントロール、シビアな荷重移動、そして集中力など、バイクを操るための基礎がすべて詰まっていて、やっているこっちは1本走るだけで汗だく。驚くほどの体力が、消費されているのだ。そして、この感覚が、私のトライアルライフをスタートさせるきっかけとなった。女子ジャーナリストがトライアルに挑戦

 一方で、実際にトライアルを始めてから、続けるための障壁となったこと。それは、自走では長距離移動ができず、トランポが必須という点だった。シートのないマシン形状や、約4Lという小さなタンク、そして高速に乗ることができない排気量など、一般公道を走るには不便極まりない乗り物なのである。女子ジャーナリストがトライアルに挑戦

モータージャーナリストの先川知香さんは、4輪だけでなく2輪についても造詣が深い。2輪にハマり、ライディング技術向上のためにトライアルを始めた。ちょっとマイナーな競技だけど、トライアルの魅力とは? 実際に体験してわかったこととは?