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「鉄馬」に乗ればわかるさ!「ハーレーダビッドソン」が輸入バイクのトップを独走し続けているワケ

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TEXT: 宮田健一  PHOTO: ハーレーダビッドソンジャパン/写真AC/宮田健一

やっぱり決め手はエンジン

 じつは私自身、2007年型スポーツスターXL1200Rに13年間乗っています。それまでずっと国産の400〜900cc直4スポーツバイクでカッ飛び気味な走りをしていた私としては、そろそろまったく違ったバイクも試してみたくなっていたのです。

 どうせクルーザーに乗るなら本場アメリカンの「ハーレーダビッドソン」にでも、というブランド力も魅力はありました。しかし、最後の決め手となったのは、やっぱり試乗して大好きになったそのエンジンフィーリングだったのです。

XL1200Rスポーツスター・ロードスター

 たしかに私の愛車は乗り続けていくと、サスペンションやハンドリング性能などに不満を感じないわけではありません。その点はいかに国産車が優れているかということを痛感しました。それでも乗り続けているのは、やっぱりエンジンの鼓動が気持ちいいから。

 900cc直4では、エンジンのおいしい高回転域まで回せ回せとマシンの方から急かしてくる感じでした。でもそこでマシンからの誘惑に負けてしまうと、スピード的に公道ではよろしくない。乗っていてエンジンのおいしいところを味わえないことに対し、次第に不満を感じていたんでしょうね。

 それがスポーツスターだと最初から回さないことが前提のエンジンですから、そうした不満は皆無。法定速度内で満足できるので免許の心配をする必要もなく、むしろ鼓動感をもっと楽しむために意図的に回転数を落とす=さらにスピードも落ちるような走り方に変わっていったのです。

 あれから13年、当時よりも「走り方」に対する世間の目は大変厳しくなりました。もしも貴方が飛ばさないと楽しくない、追い抜かないと楽しくないと感じていたとしたら、ハーレーに乗ってみると世界が変わって見えるかもしれませんよ。

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