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ヤマハのスーパースポーツバイク! 新モデル「YZF-R7 ABS」が2月に発売

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: ヤマハ発動機

価格は非常にリーズナブル?

 YZF-R7。その名を見ると、R6より上なのか? と思ってしまうところだが、バリバリのサーキット向きのモデルではない。そのベースとなったMT-07は、軽量で乗りやすく、懐も深く走りを楽しめる一台で、中型排気量車からのステップアップに最適なモデルとして存在している。

 そこからもわかると思うが、スーパースポーツに乗りたいと思っていても突然R6やR1に乗るなんて無謀なことはお勧めできないし、といって250や400クラスで我慢するのか? といったところで、じつはこれまで選択肢がなかったとも言えるということなのだ。もちろん250や400といったクラスでしっかり腕を磨いた先にステップアップとしての一台としても最適である。そのステージもバリバリのサーキットというのではない。日常、そしてその少し先、である。もちろん、少し先にはサーキットも存在するが、そこが本拠地ではない、モデルである。

 このR7は電子デバイスが排除されたすっきりとしたモデルでもある。ABSは装着されるが、それ以外のトラクションコントロールであるとか、エンジンモードであるとか、今時のバイクには珍しいくらいに何もない。ただただ自分の右手と自分の体幹で操作して、純粋にバイクを楽しむモデルであるといえる。

 その価格も非常に魅力的だ。税込で100万円を切る99万9900円なのだ。R1標準車の半額以下。R3だって68万円はする。ベースとなったMT-07の価格は81万4000円であるので、その価格差は18万5900円となるが、前述のリファイン、そしてこのスタイルを考えれば、妥当というよりもリーズナブルと考えてもよさそうだ。

 ちなみにボディカラーは「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」と「ヤマハブラック(ブラック)」の2色展開。ほかに、YZF-R1にもラインアップされた「WGP 60th Anniversary」モデルも用意される。こちらは往年のヤマハワークスカラーである伝統のストロボカラーをボディサイドにあしらった。標準車発売のひと月後となる2022年3月14日に400台限定で発売され、こちらは105万4900円となる。

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