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「エンジンにお湯をかける」「エアクリを切り替える」真冬でも旧車を快適に走らせるための「意外な儀式」とは

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web

  • 旧車のエンジンルームをチェックするイメージ

  • 昔のクルマのエンジンルーム(エアクリーナーボックス込)
  • 旧車のエンジンルームをチェックするイメージ
  • 暖機運転のイメージ
  • バッテリー単体
  • オイルの粘度
  • キャブ調整中のイメージ

気を使ってあげるとクルマの調子が安定する!

 1年を通じてなにも考えずに乗れる現行車とは違って、旧車は季節ごとにいろいろと配慮すべき点がある。しかし、当時の人は気にせず普通に乗っていたわけで、シビアに構える必要はないとはいえ、劣化部分も含めて労ってやることは必要だし大事。今回はそんなポイントをまとめてみた。

冬場の注意点1:バッテリー&スターター

 エンジンを始動するのに必要なのが、バッテリーとスターターだ。バッテリーのヘタリについては昔だろうが今だろうが関係ないが、スターターの性能が悪くなっていると、バッテリーはできるだけフレッシュなほうがいい。スターターが弱っているクルマはけっこうあって、必要に応じてブラシの交換などのオーバーホールを行ってやりたい。また規格品のため、互換性もあることから新品が手に入ることもある。

バッテリー単体

冬場の注意点2:キャブレター

 チョークを引いてエンジンをかけるのは当たり前。冬場では引かないとエンジンを始動すらできないはずだ。キーをオンにすればすんなりかかる現行車とは違う。キャブレターは汚れが詰まったり、ガタが出るなどして、どうしても少しずつとはいえ性能が低下してしまう。そうなると、ただでさえ始動性が悪くなるし、チョークが効かなくなってくることもある。そもそもキャブレターは季節ごとに調整が必要なので、大前提としてメンテは必須だ。チョークケーブルも見ておきたい。

キャブ調整中のイメージ

冬場の注意点3:オイルの粘度

 今のオイルのような10W-40のような粘度はマルチグレードと呼ばれ、その昔は40といったシングルグレードの時代もあった。その当時は夏と冬では粘度を変えていた。今ではそこまでシビアにならずにマルチグレードでも問題ないとはいえ、冬場は少し柔らかめにしてやると始動性がよくなることがあるので、気を使ってやりたい。

オイルの粘度

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