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いまどき軽をナメちゃダメ! 積めて走れて安全なアウトドア御用達の軽自動車4選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: ホンダ/Auto Messe Web

  • アウトドアでオススメな軽自動車のイメージ

  • ハスラーのラゲッジスペース
  • ハスラーのフロントスタイリング
  • ハスラーの走りイメージ
  • eKクロススペースのリヤスタイリング
  • eKクロススペースのフロントスタイリング
  • eKクロススペースのフロントスタイリング
  • eKクロススペースのリヤスタイリング
  • スペーシアギアのイメージ写真
  • N-BOXのインテリア写真
  • N-BOXに搭載されたオートブレーキホールドスイッチ
  • アウトドアでオススメな軽自動車のイメージ
  • N-BOXの2トーンカラーを採用した2台
  • 軽自動車で走行しているイメージ

コンパクトカーよりも広々とした室内などが魅力!

 アウトドアやキャンプに行くクルマとして、今は軽自動車が注目されている。購入価格の安さ、維持費の安さはもちろん、コンパクトがゆえに機動力、そしてなによりも下手なコンパクトカーを上まわる室内空間が魅力的。さらに、後席を格納アレンジしたときのラゲッジスペースの広さや大容量といった、下剋上的魅力と使い勝手の良さがあるからだ。

運動性能と安全装備は必至!

 今回は、そのアウトドアやキャンプに向く軽自動車のなかでも、走行性能と使い勝手に特化して、お薦めのクルマを紹介したい。走行性能と使い勝手を重視して選んだ最大の理由は、アウトドアやキャンプを楽しめる場所へのドライブはそれなりに距離があり、高速道路や山道を走るシーンもあるため、走行安定性や静かさ、高速走行で威力を発揮してくれるACC(アダプティブクルーズコントロール)などによる先進運転支援機能がもたらす、往路・復路の快適な運転、乗車性能が欠かせないからである。

軽自動車で走行しているイメージ

 もし、目的地に着くまでに運転が大変で、乗り心地が悪くて車内が騒々しいクルマであれば、乗員はストレスと疲労でヘトヘトになるかもしれない。それでは、到着後、アウトドアやキャンプを目いっぱい楽しめないではないか。それは、車体が小さく、エンジンの排気量、動力性能、防音&遮音性能に限りがある軽自動車だからこそ、でもある。

 そこでまず大前提として、ロングドライブを基本とするなら、軽自動車でも商用車ではなく乗用車タイプを選ぶことだ。例えば、ホンダの軽自動車のN-BOXと商用車系のN-VANを比較した場合、荷物の積載性ではN-VANが圧倒するものの(車中泊性能でも)、シートのかけ心地や乗り心地、車内の静かさでは乗用車系のN-BOXのほうが有利であるのは当然だ。その差は距離を走るほど、開きが出る。

 ただし、乗用車系でもどんな軽自動車でもいいというわけではない。やはり、アウトドアやキャンプの頼れる相棒として、それらのシーンに似合うクルマであってほしいではないか。そして、必ずしも悪路走行に強い4WDである必要もない。今時の人気キャンプ場はアクセスも良く、キャンプ場内はしっかりと整地されていることがほとんどで、2WDのクルマでもなんなく辿り着けるものなのだ。

オススメその1:スズキ・ハスラー

 というわけで、今回、「いま軽自動車でキャンプに行くならコレ! 走りや使い勝手が◎なモデル」として選んだ筆頭は、誰がなんと言おうと、スズキ・ハスラーである。

ハスラーのフロントスタイリング

 見た目のクロスオーバーSUVテイスト、タフネスさ、インパネのいかにも冒険旅行に誘ってくれるようなデザインはもちろん、アウトドアやキャンプの荷物をガンガン、汚れを気にせず乗せられるタフなラゲッジルームの仕立て(後席格納による2名乗車時)、防汚タイプのラゲッジアンダーボックスの使い勝手の良さが際立つ1台なのである。

ハスラーのラゲッジスペース

 しかも、走行性能は2WDや4WDを問わず、軽自動車ベスト、いや、下手なコンパクトカーを凌ぐレベルにあり、快適度もまた最上級。長時間のドライブでも、運転手、乗員ともにストレスは最小限。実際、往復400キロを一気に走った経験があるのだが、高速道路をスイスイと走り、山道の登坂でもターボモデルならグイグイ登っていける実力の高さを痛感している。

ハスラーの走りイメージ

 ターボモデルであれば全車速域追従機能付きのACCも装備され、さらにストレスフリーのアウトドア&キャンプが楽しめるというわけだ。しかも、前席まで倒すことで車中泊も可能な“車中泊前提の”シートアレンジ性も、ハスラーの特筆すべき才能である。

オススメその2:三菱eKクロススペース

 スーパーハイト系軽自動車では、三菱eKクロススペースがアウトドア、キャンプにぴったりの軽自動車だ。デリカD:5のミニ版のような迫力ある佇まい、クロスオーバー感あるデザインは、アースカラーのボディカラーを選べばアウトドア、キャンプシーンに似合いすぎるほど。最低地上高といった悪路走破性はフツーのeKスペース(や日産ルークス)と変わらない。しかし、繰り返すが最低地上高155mmの2WD車でもアウトドアフィールド、キャンプ場へのアクセスに困るようなことはまずないのである。当然、室内空間や後席格納時のラゲッジスペースは広大そのもの。アウトドア、キャンプの荷物も余裕で積み込むことができる。

eKクロススペースのフロントスタイリング

 その上で、日産の走りのマイスターが手掛けた、操縦安定性の高さが光る日産ルークスと共通する(兄弟車である)運動性能を持っている。軽自動車らしからぬハイレベルな走行性能、乗り心地、安定感、マイルドハイブリッドのNAモデルでさえ高速走行を余裕でこなす動力性能。

 そして、日産プロパイロットに準じるMIパイロット(オプションだが、装着必須)による高速走行の快適さ、安心感、安全性能によって、アウトドアやキャンプの往路・復路ともに、全乗員が安心快適にドライブを楽しむことができるのである。また、急な天候悪化の際、後席が広々としたリビングのような退避場所になる点も、スーパーハイト系軽自動車ならではだ。

eKクロススペースのリヤスタイリング

 ちなみに、兄弟車であり走行性能や室内空間に差のない、見知らぬ土地で何かあったときに助かるSOSコールや日産コネクトによるオペレーターサービスも利用できる日産ルークスでもいいじゃないか?と思うかも知れない。だが、アウトドアやキャンプシーンに似合うのは、どう考えてもこちらだろう。ちなみに、1月24日現在では三菱eKクロススペース、日産ルークスは生産を一時停止しているのでご注意を。

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