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還暦過ぎてマスタングを購入! たった128万円でバラ色になった第二の人生のリアル

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TEXT: 牧野森太郎  PHOTO: 牧野森太郎/Ford

ほどほどに壊れるけれど欧州高級ブランドに比べれば安い世界

 さて、アメ車は壊れないのか? う~ん、壊れます……。故障の洗礼を受けたのは、乗り出しから半年後。ある日、ファンベルトがキュルキュルと鳴り出した。「習志野自動車」に調整を依頼すると、現代車はテンショナーという部品で自動調整しているとのこと。部品交換を頼むと工賃込みで、4万4000円なり。ところが、しばらくすると一旦止まったはずのキュルキュル音が再開。調べてもらうと、クランクプーリーの一部が欠けているのを発見。多分、ファンベルトが緩んだときに負担がかかったのだろう。部品交換&工賃で4万8000円の出費となった。

4.0LのV6は街乗りにちょうどいい

 次の故障は、右のリヤウインドウ。左に比べて上がってくるスピードが遅いなぁ、と思っていたら、ある日、まったく上がってこなくなった。レギュレーターとモーターの交換を宣告された。誤算だったのは、リヤシートまですべて下ろさないとドアパネルを取り外せないこと。窓ガラス屋さんに頼んで、工賃が5万円もかかってしまった。部品代3万5000円で、計8万5000円とあいなった。

ルーフはもちろん電動

 国産車に比べて故障は多いかもしれないが、気に入ったクルマを所有する喜びには換えられない。周囲を見まわすと、還暦を迎えた友人、知り合いたちがコンバーチブルや大型バイクに乗り始めている。自動車に乗る楽しさを知っている世代だからこその贅沢かもしれない。

インテリアのカラーも気に入ってます

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  • 2009年式5代目マスタング・コンバーチブル、車高を下げる前の姿
  • テールライトもお気に入り。この後、徐々にレンズが斜めになって初代の意匠がスポイルされる
  • 「MOONEYES」のワイルドマン石井氏のピンストライプがアクセント
  • インパネ、ダッシュボードのデザインも初代を意識する
  • 純正の5スポークと野生馬のエンブレム
  • 4.0LのV6は街乗りにちょうどいい
  • ルーフはもちろん電動
  • インテリアのカラーも気に入ってます
  • 写真は1967年式マスタング・コンバーチブル
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  • 牧野森太郎
  • 牧野森太郎
  • アウトドア誌、ライフスタイル誌などの編集長を経験。2001年にアメリカでキャンピングカーを購入して以来、国立公園を訪ねることをライフワークとする。著書に『アメリカ国立公園 絶景・大自然の旅』『自分自身を生きるには 森の聖人ソローとミューアの言葉』(ともに産業編集センター)がある。カリフォルニア州シェラネバダ山脈のジョン・ミューア・トレイルを計30日かけて踏破したレポートがデルタ航空機内誌「sky」に掲載され、カリフォルニア観光局のメディア・アンバサダー最優秀賞を受賞。
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