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これぞ自動車メーカーの実力! キャンピングカー5台の完成度が圧巻だった【大阪オートメッセ2022】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭/Auto Messe Web編集部 竹内

ホンダN-WGN PICNIC

 本格的なキャンプまでいかずとも、愛車で気軽なピクニックを楽しみたい。そんな人にはホンダの『N-WGN PICNIC』を。コンセプトは「WEEKEND PICNIC FOR YOU」で、思わず出かけたくなる楽しい世界観を表現したという。

N-WGNのアウトドア仕様

 レトロな雰囲気を醸し出す専用2トーンのボディカラー、丸目ヘッドライトや温かみのあるハロゲンのフォグランプ、各部のガーニッシュは木製と外装にも徹底してこだわる。そして室内はギヤ類を整理整頓しやすい『マルチ収納ツール』や、仕切り機能が付いた『荷室スライドボード』など、使い勝手を向上させる装備が多数。

N-WGNのリヤビュー

 さらに専用のカーペットやシートクロスも用意されており、オシャレかつリラックスできる空間を作れるのもありがたい。

日産キャラバン MOUNTAIN BASE CONCEPT

 トリを飾るのは近未来的な内装が圧倒的なインパクトを放つ、日産が製作した『CARAVAN MOUNTAIN BASE CONCEPT』だ。トレイルランナーが山で遊び尽くすための基地を想定し、空間を広く取ったシンプルかつ機能的なインテリアが特徴だ。

キャラバンのキャンピングカー仕様

 透明と不透明を切り替える電子シェードのウインドウ、透過式フィルムディスプレイを貼り付けた壁面、前方にインストールされた大型のモニターなど、トレイルランに限らず外遊びの拠点として役立ちそう。

キャラバンの車内

 さらに可動式のソーラーパネルと大容量のポータブル電源を搭載しており、宿泊や天候の回復を待つ際も電子機器を不自由なく使用できる。エクステリアは個性的な形状のイルミネーション付きフロントプロテクター、視認性に優れるイエローのLEDフォグランプやヘッドランプの融雪ヒーター、そして山小屋っぽい趣きがある木目を基調としたラッピング。足まわりは参考出品の専用サスペンションに、オールテレーンタイヤで悪路への備えも万全だ。

可動式ソーラーパネル

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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