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まるで車内ジャングルジムのような「ロールケージ」! 一般人には意味不明な「用途」とは

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: まるしー/小鮒康一/Auto Messe Web編集部

乗員の生存空間を確保するための装備

 モータースポーツに参戦している車両の車内に張り巡らされているパイプ状のもの。これはロールケージ、もしくはロールバーと呼ばれ、モータースポーツ参戦車両には必須のアイテムとも言えるものだ。

 なお、よくロール“ゲージ”と間違えている人がいるが、正しくはカゴを意味するロール“ケージ”が正解。そのため、フロント部分までを覆う6点式以上をロールケージと呼び、リヤのみの4点式などをロールバーと呼ぶケースが多い。

 そんなロールケージが果たす最大の役割としては、乗員保護が挙げられる。限界域で走行するモータースポーツではちょっとした運転ミスや車両トラブルが大クラッシュに繋がる可能性も高く、万が一クラッシュが起きてしまったときでも乗員の生存空間を確保することで、最悪の事態を防ぐために装着されているのだ。

モータースポーツでは参戦車両にロールケージの装着が義務付けられている

 そのため、多くのモータースポーツでは参戦車両にロールケージの装着が義務付けられており、カテゴリによってはパイプ径の太さや材質、そしてパイプの点数まで細かく規定されているほどなのである。

 オープンカーでは、横転時に路面と乗員の頭が接触しないようにシート後方にバーのようなものが設置されていたり、高級モデルであれば横転を感知した瞬間にバーが展開したりするものもあるが、これも広義ではロールバーの一種となる。

 ちなみに一般ユーザーがサーキット走行を楽しむ、いわゆるスポーツ走行においてはロールケージの装着は義務付けられていない。しかし、サーキットによってはオープンカーには装着を促しているところや、ロールケージの装着した車両であればオープンにしての走行が許されているところも存在している。

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