アイテムてんこ盛り! ショップのようなディスプレイ
持ち前のセンスのよさからスペシャルショップのようなガレージを構築してしまう旧車オーナーもいる。これまでに40台以上のクルマを乗り継ぎ、若いころに自身初のスポーツカーとして「ホンダS600」を愛用していたというHさん(御年70歳オーバー)は、お店のようなガレージを設けてしまった。ガレージは全部で3セクションあり、別のスペースには50年前に愛用していたというカートを飾っている。かつて、レーシングカートのAクラスなどに参戦していたそうだ。
現在愛用している旧車は、1953年式「MG TD」、1956年式「フィアット600」(カロッツェリア・シオネリが手がけたモデル)、1960年式「スバル360」という3台で、以前は、1976年式「アルファロメオ・アルフェッタ」も所有していた。
昨今のクルマも複数愛用しており、2000年式「ポルシェ911カレラ4」をはじめ、「セブン・スーパースプリント」、「パンダ・クロス4×4」、「シトロエンC4ピカソ」にも乗っている。2輪は、「ロイヤルエンフィールド」、「イタルジェット」のフォーミュラや「パッカウェイ」、「ホンダ・モトラ」などだ。2003~04年式の「フォーミュラ隼」も飾っており、このラインアップでありながら個人宅なので、まさにビックリなのであった。
自分で愛車をイジるためにリフトを個人所有
最後に紹介するのは、ガレージにリフトを入れてしまったり、フロアを掘って、地下ピットまで作ってしまう人がいるということだ。リフトを駐車スペースを増やすために活用している人もいるが、Kさん(「NAロードスター」、「フェラーリ」、「ポルシェ」、「ランエボ」のオーナー)は本気の整備を実施するために設置しており、愛車のメンテナンスを楽しんでいる。
地下ピットは、壁面から水が出てきて池のようになってしまったり、落ちてしまうとアブナイのでフタをしたままにしてしまったり、1~2回は整備時に使ったものの、結局、物置きとして使ってしまっている……というケースが多いので、あまりオススメしないそうだ。天井を高くする必要があるものの、ガレージ内で愛車を整備したいなら、迷うことなくリフトを設置するといいだろう。
それぞれの理想のカーライフを叶えられるのがガレージ
前述のアバルト好きのMさんとリフトを活用しているKさんは、自宅とは異なる場所にガレージを設けている。Hさんは自宅の敷地内に愛車の保管場所を建てているが、いずれもガレージ内で寝泊まりしているわけではない。
そのため、偏愛ガレージの最たるものは「愛車と一緒に寝る人でしょ」と考える向きには物足りないかもしれない。だが、大きなガレージに好きなイタリア車をたくさん収納したり、ショップかと見紛うガレージを構築したり、リフトを設置して整備工場のようなガレージを造ってしまうのも「偏愛ガレージ」の一例だと思うので、参考にしていただきたい。









































