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故障の恐怖と闘いながらも1度ハマったら抜け出せない! 「貧乏中古輸入車ライフ」が楽し過ぎる沼だった

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TEXT: Auto Messe Web編集部 小河原 康成  PHOTO: Auto Messe Web編集部

  • 初代ゴルフトゥーラン

  • 初代BMWミニの走り
  • アルファ・ロメオ156GTAの走り
  • 初代ゴルフトゥーランの走り
  • 初代ゴルフトゥーランでキャンプ
  • 初代ゴルフトゥーラン
  • 12万キロオーバーの走行距離
  • 初代ゴルフトゥーランの6速AT
  • RK型ステップワゴン

高嶺の花のようでいて中古になると格安な輸入車の現実

 20代のころ、EG型シビックSiRやS15型シルビアなどの国産スポーティカーを乗り継いだあと、愛車にしたのは初代NEWミニだった。当時は輸入車専門誌に配属されたばかりで、輸入車の“ゆ”の字も知らなかったのだが、上司のゴリ押しもあって購入させられたと言うのが事実で、それまでは『ケッ、輸入車なんてお高く止まって嫌なヤツ』程度の認識だった。

初めての輸入車としてNEWミニを買ったら楽しすぎた

 ところがこのNEWミニを所有してみると嘘のような幸せが待っていた。シルビアに乗っていたからといって後輪駆動に特別なこだわりがあったわけでもなく、逆にあのゴーカートフィーリングとキビキビ走る小気味良さは、街なかを流しているだけでも至福の時間であった。両手で収まる程度の愛車遍歴で恐縮だが、このNEWミニが過去イチのクルマであることは今後、新にクルマを購入しても不変かもしれない。初代BMWミニの走り

 また、2000年代中ごろまでは国産車と輸入車の装備にはまだまだ格差があって、いまでは国産車でも当たり前のサイドエバッグやカーテンエアバッグなどは輸入車の専売特許だった。横滑り防止装置のESPや、航続可能距離を表示するオンボードコンピュータなどの装備にも驚かされた。

 もちろん、現在では国産車も輸入車と同等や場合によってはそれ以上の性能を誇るクルマがいくつも存在。国産車が飛躍的に性能を向上させていく過渡期に初めて輸入車と出会ったこともあり、輸入車のクルマづくりにおける基本的な思想や設計、安全性にとにかく驚かされた。

中古国産ミニバンを検討するも初代ゴルフトゥーランを購入

 前置きが長くなったがここからが本題。NEWミニのあとに初代BMW1シリーズを所有したのだが、マイホームの購入をきっかけに売却し、一時的にクルマを持たない生活をしていた。同時に子どもがひとり、ふたりと増えたことでやっぱりマイカーがあると何かと便利であることに気付き、そこで購入したのがVWの初代ゴルフトゥーランだった。

 当初は中古の国産ミニバンを探していたが、ノア&ヴォクシーやステップワゴン、セレナはありきたりで面白くない。そこで人気国産ミニバンとは良い意味で差別化されていたマツダ・ビアンテに惹かれるも、最終的な決定打がない。そこで何とか家族を説得というか、国産ミニバンから目をそらせるように洗脳して、購入したのが、初代ゴルフトゥーランだった。初代ゴルフトゥーランでキャンプ

 購入当時(2017年)、すでに10年超経年した個体であったため、ACCはもちろんアイドリングストップやスマートキーも付いてないアナログなクルマであった。だが、ゴルフ5ベースながらホイールベースと全長が拡大されたことで、広々とした室内空間と3列目シートを前方に畳むことでフラットな荷室ができ、キャンプ道具などを積むのにも便利なユーティリティ性を誇った。また、このモデルは欧州の衝突安全テスト「ユーロNCAP」で5つ星を獲得しており、発売当時は最高レベルの安全性能も備わっていた。

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