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見た目は都会派なのにアウトドアで大活躍! 意外とキャンプに向いてるクルマ3選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/スズキ

トヨタ・ハリアーHV

 その筆頭が、トヨタ・ハリアーHVだ。クロスオーバーSUVとはいえ、高級ホテルのエントランスにも似合うラグジュアリーで洗練されたスタイリングを全身に備え、乗り心地や快適性はトヨタの高級サルーン並みと言っていい。これがアウトドアシーンで大活躍必至なのである。

 まず、走行性能では最低地上高が190mmとたっぷりあり、HVの電気式4WDでも悪路の走破性はなかなかのもの。しかも、HVならAC100V/1500Wコンセントが用意され、車内外でコーヒーメーカーや簡易電子レンジ、ホットプレートなどの電化製品の使用が可能。オシャレで超文化的なアウトドアライフを堪能させてくれるというわけだ。

 さらに、Z系にメーカーオプションとなる調光パノラマルーフを付ければ、音声コマンドで「空が見たい」「星空を見せて」と発声すれば、普段は乳白色のガラスルーフが一瞬にして透明になり、大空がわが物になる。アウトドアフィールドであれば、青空も星空も都会とは違って澄み渡りきれいだから、車内で寛ぎつつ、自然のなかでロマンチックな気分にも浸れるのである。

 着替えさえ用意していれば、アウトドアの帰り道に高級ホテルのエントランスに乗り付けて食事をする、なんていう離れ業も、ハリアーなら叶うのである。

トヨタ・カローラツーリング

 現行カローラは、カローラ史上もっともスタイリッシュ、それどころか下手なライバルより数倍カッコいい。そのカローラのワゴン版となるカローラツーリングも、ワゴンにして都会に似合いすぎる1台。トヨタ・カローラツーリング

 しかし、ラゲッジスペースは後席使用時でもゴルフバッグ5セットが入る大容量で、なおかつ後席を格納すれば自転車だって畳まず積み込める荷物の積載力を誇っている。具体的には、ラゲッジフロアの奥行き930mm、最大幅1464mm、高さ755mm(デッキボード下段)、最大奥行1953mm。容量は392L~802Lもあるのだ。トヨタ・カローラツーリングのラゲッジ

 とくにHVはAC100V/1500Wコンセントが4万4000円でオプション装着できる。それを付ければ、上記のハリアーHV同様、車内外で家電品が使え、より快適なアウトドアライフを堪能できることになる。

スズキ・ソリオ

 スズキ・ソリオは毎日の生活に欠かせない実用車、両側スライドドアを備えた5ナンバーサイズのプチバンだ。子育て世代から高齢者のいる家族に相応しい都会派ファミリーカーだが、これがアウトドアでも大活躍してくること間違いなしなのである。スズキ・ソリオ

 何しろ、ラゲッジスペースは後席使用時でも機内持ち込みサイズのキャリーケースを定員分の5個積める容量やスペースを誇る。さらに床下にも同キャリーケース1個が入るため、アウトドアの荷物を余裕で積み込めるほか、アウトドアの帰りには、汚れたままの荷物を床下に分けて収納できるなど、ラゲッジルームの使い勝手はもう抜群だ。スズキ・ソリオのラゲッジ

 室内空間は意外なほどアウトドアに適している。165mmのスライド量を持つ後席は驚くほど広く、最大56度のリクライニングができる。そのため、面倒なアレンジなしでアウトドアのきれいな空気のなか、窓やスライドドアを解放し、自然を満喫しながらリクライニングチェアに身を預けているようにゆったりと寛げて、仮眠もできる。スズキ・ソリの後席

 もちろん、前後席フラットアレンジも可能で、多少の凸凹はあるものの車内をベッド化し、車中泊することだってできるのだから万能だ。

さらに快適性を求めるなら……

 さらに言えば、ソリオのマイルドハイブリッドモデルを選べば、動力性能のゆとりや、乗り心地の快適性、車内の静かさもこのクラスとしてはハイレベル。アウトドアフィールドまでの長距離ドライブも快適そのもの。疲れない。整地されたアウトドアならFFでもOKだし、心配なら4WDを選べばよい。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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