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やっぱりホンモノは違う! 見た目は都会派でも「なんちゃって」じゃない4WD性能を誇るSUV5選

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TEXT: 青山尚暉 PHOTO: トヨタ自動車/マツダ/Auto Messe Web

  • 雪道走行のイメージ
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  • スバルXVの走り
  • スバルXVの走りその2
  • スペーシアギアのフロントスタイリング
  • ヴェゼルのフロントスタイリングイメージ
  • ヴェゼル4WDの特設コース走行シーン
  • RAV4の各種グレードの違い
  • RAV4のアドベンチャーグレードのスタイリングイメージ
  • CX-5のスタイリングイメージ
  • 新型アウトランダーPHEVの走行シーン
  • アウトランダーPHEVの悪路走行イメージ
  • ノートオーラの4WDの走行イメージ
  • 雪道走行のイメージ

4WDと言っても補助的な性能しかないものもある

 4WDでアウトドアを楽しみ、悪路や雪道を安心して走ってみたい……そんな、4WD、SUV初心者のクルマ選びで陥りやすいのが、4WDへの過信だ。4WDと名のつくクルマなら、どんなところでも走り抜けられる、とはいかないのである。

SUV風仕立ては最低地上高にも注意

 一見、クロスオーバースタイルのクルマで4WDを選択しても、じつは生活ヨンク的=ライト4WDだったりする。しかも、悪路を走る上で重要な最低地上高が2WDと変わらない、なんてこともあるのだ。例えば、スズキ・スペーシアギア、三菱eKクロスの最低地上高はそれぞれ150/155mmで、標準型スペーシア、eKワゴンとまったく同じ。クロスオーバーモデル風の4WDだからと言って、走破性にかかわる最低地上高が一般的な乗用車と変わらないこともある。

スペーシアギアのフロントスタイリング

 もちろん、2WDより安心感はあるが、悪路をガンガン走るような4WDシステムではなかったりする。とはいえ、街乗りメインで雪などめったに降らない地域で使うには、それでも十分だろう。オンロードでの安心感、安定感も得られるからである。もっとも、悪路や雪道走行前提なら最低地上高は200mm前後欲しいところだ。

1台で複数の4WDシステムが用意されているモデルも存在

 つぎに、同じ車種でも複数の4WDシステムが用意されているクルマがあり、4WDとしての機能、走破性に差があることもある。その好例がトヨタRAV4。全車、最低地上高は悪路の走破性にバッチリな200mmが確保されているのだが、4WDシステムは複数あり、アドベンチャーグレードとG“Z package”には「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用。これはガソリン車用のシステムで、後輪左右のトルクを別々に制御するトルクベクタリングコントロールと、4WD不要の場面で後輪への動力伝達を切断し、燃費を向上させるディスコネクト機構を備えた世界初のシステムだ。

RAV4のアドベンチャーグレードのスタイリングイメージ

 そして、上記グレード以外のガソリン車用の「ダイナミックトルクコントロール4WD」、およびHVモデル用の電気式4WD=E-Fourの3種類がある。オン/オフの両方でもっとも4WDの威力があるのは機械式の「ダイナミックトルクベクタリングコントロール4WD」。次に「ダイナミックトルクコントロール4WD」となり、E-Fourは前後輪が機械的に直結しない後輪独立の電気式4WDとなるため、雪道などで安心なのはもちろんなのだが、極悪路の走破性ではガソリン車の4WDには敵わない。

 RAV4の場合、ガソリン車の本格クロカン的な走破性をとるか、HVの燃費性能、アウトドアでも活躍するAC100V/1500Wコンセント(HVモデルに4万4000円のオプション)の利便性をとるかで悩むことになる。もっとも、日本のアウトドアフィールド、キャンプ場、雪国でも観光地へのアクセスに使われる除雪された道では、ヘビーな4WDまで必要ないことがほとんどだから、2WDに対するE-Fourの優位性はあると考えていい。

RAV4の各種グレードの違い

 同様のことは、トヨタならヤリスクロスも同じ。ガソリン車は意外なほどの走破性を備える機械式4WDであり、HVモデルはRAV4同様にE-Fourとなるわけだ。

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