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面倒くさがりならラッピングという手段もある! 「マットカラー」の現実とは

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Mercedes Benz/本田技研工業/トヨタ自動車/Auto Messe Web編集部

  • 独特の雰囲気にカスタムできるマットカラー

  • メルセデスAMG GTは純正でマットブラックを採用
  • 一般ユーザーでもDIYでラッピングすることも可能
  • 全塗装はコストもかかるがいつまでも長持ちする
  • ラッピングならコストも安く復元することも可能だが耐久性は落ちる
  • マット塗装に対応したワックスも市販されている

維持するのが大変=高級車の特権?

 輸入車のプレミアムモデルが採用したことで話題になりつつ、今やカスタムペイントのひとつとしてすっかり定着した感があるのがマットカラーだ。「NSX」や「スープラ」などに採用例はあるものの、日本車ではいまひとつ普及しないのは似合う車種が限られるからか、カスタム色が強いのか、はたまた手入れが面倒だからか。ただし、ボディ系のパーツ単体ではけっこうあるし、バイクではかなり普及していて、ヘルメットでも流行っている。今回は純正以外、マットカラーにする方法やそのデメリットなどについて考えてみよう。

メルセデスAMG GTは純正でマットブラックを採用

「全塗装」と「ラッピング」それぞれの○と×

 まずは方法から。マットカラーにするには大きく分けてふたつの方法があって、全塗装とラッピングだ。前者は元に戻せないだけに、基本的には修復歴が付いてしまって一般的な査定では大幅ダウンする覚悟は必要だ。ただし、仕上がりが良ければカスタム系の中古車専門店であれば高く買い取ってはくれるだろう。つまり全塗装でマットカラーにするには大きな勇気がいるわけで、費用もけっこうかかるのは当然。メリットとしては作業に問題なければ剥がれたりすることはなく、一生モンだ。

全塗装はコストもかかるがいつまでも長持ちする

 一方のラッピングのほうがメリットは多くて、全塗装よりも費用が安く、手放すときなどは剥がしてしまえば元の色に戻せる。ただ、簡単に剥がせるかというとそんなことはなく、当たり前だがかなりガッチリと付いているので、剥がすときに塗膜が一緒に剥がれることもあり、ショップによっては念書を書いてもらうほどだ。また飛び石やなにかで引っかけたときにフィルムがキズ付いたり、めくれてしまうことがある。フィルム自体の耐久性も5年ぐらいから注意が必要と言われていて、この点は塗装よりも劣る部分だろう。

ラッピングならコストも安く復元することも可能だが耐久性は落ちる

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