「カーラッピング」って何?「全塗装」よりお得な「クルマの着せ替え」を実際にやってみた (1/3ページ)

「カーラッピング」って何?「全塗装」よりお得な「クルマの着せ替え」を実際にやってみた

不満のボディカラーをカーラッピングで解決

 新車を購入するときは好きなボディカラーを選ぶことができるので問題ないが、中古車の場合はボディカラーや装備、年式や走行距離などを優先して探すと、よほどの幸運に恵まれない限り希望条件のうちどこかを妥協しないといけないことがある。例えば「装備は良いけどカラーが……」とか、「カラーは良いけど装備が……」などである。

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レーシングカーやドレスアップの手法として注目されるカーラッピング。全塗装よりお手軽かと思いきやメリットがある反面、デメリットもある画像はこちら 私の場合は、知人が手放したクルマを購入したのだが、車種や装備は大満足だったけど、難点がひとつ。それがボディカラーだった。初対面したクルマを見たときの感想はなんとも言いがたい驚きが……。カスタマイズされている車両で、ボディカラーを見た瞬間「ギョッ」としたのだ(前のオーナーさんごめんなさい)。

 そこで全塗装(オールペン)することも考えたが、カーラッピングしてみることにした。

全塗装と比べて施工後のリスクが低い!?

 自動車雑誌やウェブなどでクルマの撮影を生業にしているカメラマンの私は、常日頃からカスタムカーやチューニングカーが身近な存在だ。ちょっとした会話のなかで「オールペンしちゃった!」とか「全塗(ぜんと)しちゃえば良いんだよ」など、軽いノリで話されるボディ色の塗り替え。最近は少なくなったとはいえカスタマイズの世界ではわりと簡単に行われるカスタム手法だ。しかし、いざ自分がやるとなると躊躇してしまう。

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カーラッピングのメリットとデメリット画像はこちら

 なぜならばこのクルマを手放す時に査定されて、オールペンをしていることで査定額がグッと下がることや、万が一ディーラーで入庫禁止なんて言われたらどうしようということだ(実際は入庫拒否になることはほとんどない)。

 そこで目先を変えて辿り着いたのがカーラッピングだったというワケだ。

手軽にイメージチェンジできることは間違いなし

 カーラッピングの手法をざっくり説明すると、専用のラッピングフィルムをボディに貼り付けるだけだ。ラッピングシートを貼っているだけなので、クルマを手放すときはそのシートを剥がせば元どおり。オールペンよりも手軽に施工できるイメージがある。カーラッピングのメリットとデメリット画像はこちら

 また、さまざまなラッピングシートがあるため色やその色調さらにはレザー調など、塗装とは違ったアプローチでイメチェンが図れるのも魅力だ。もちろん施工業者は多く、費用やクオリティは正直ピンキリ。フィルムカラー選びと同様に施工ショップ選びが大切だ。

 施工ショップを依頼した決め手は、スーパーカーなどの高級車から痛車、レーシングカーまで手がけていること。つまり経験や実績に間違いがないと判断できたからだ。カーラッピングのメリットとデメリット画像はこちら ちなみに余談だが、カーラッピング=カスタマイズ手法と取られがちだが、もともとはプロテクション(保護)フィルムとして無色透明のフィルムを高級車に施工したことが始まりとも言われている。つまり、塗装の仕上げにクリア塗装するのと同様に、走行中の飛び石などから大切なボディを守る役目を担っていた。

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