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飾らない「無頼漢」っぷりが熱い! いまクルマのカスタムは「ドレスダウン」が流行中だった

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: Auto Messe Web編集部

パーツ選びを工夫すればほかと被らないカスタマイズを狙える

 ボディに目を向けると、ガラスエリアもドレスダウンのターゲットだ。低グレードモデルがある車種なら、クリアガラスが用意されているケースがあるのでチョイスするのも良いだろう。今やリヤサイド~クォーター~リヤまわりには、ほとんどの車種でプライバシーガラスが標準装備されている。ここに透明なクリアガラスを入れるだけでドレスダウン感は一気に高まるのだ。ただしクリアガラスを備えた低グレードをラインアップしている車種に限られる手法なので要注意。リヤガラスのクリア化

 カスタム処理で外装をドレスダウンする方法で、近年注目されているのがチッピング風の塗装だろう。ラインXやラプターライナーなどがその代表的な例だ。アウトドアやヘビーデューティな4WDのイメージを入り口にしてもてはやされてきた塗装だが、ザラザラした表面仕上げやマット調の色合いなどは、ピカピカに磨き上げたボディとは対照的にドレスダウン感が漂う。各部パーツにもメッキ処理などは排してマット調の処理を施すことで、使い込まれた工具や古びた工場のイメージを思わせる独自の味を出すことができるだろう。チッピング塗装

 また外装のペイント処理では低グレードの商用バンを思わせるバンパーやドアミラーをブラックアウトする手法もドレスダウンの定番。近年の乗用モデルほとんどがボディ同色バンパー/ミラーになっているのはご存じの通り。しかし商用バンの一部にはいまだに樹脂パーツそのままの黒バンパー/黒ミラーが存在する。これをあえて取り入れる(またはペイントで再現する)ことで、低グレード感を出すことができる。ブラック化したミラー

 各部パーツをブラックアウトするこの手法は今だからこそかえって新鮮に見えるのだ。低グレード車のないミニバンなどでもバンパーなどを大胆にマットブラックなどにペイントすることで、本来はない低グレード車イメージの外装を作ることが可能。多くの車種で手軽にはじめられるドレスダウン手法なので要注目だ。

 ハイエースやプロボックスなど、低グレードモデルをラインアップする商用モデルで目立つようになっているドレスダウンのカスタム手法。カスタムパーツやペイント、パーツ選びを工夫すれば、ミニバンや2BOXなどでも同様の楽しみ方ができそうだ。ほかと被らないカスタマイズを狙うユーザーなら今こそ大注目のスタイルだ。

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