トムスとデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社が協業の進捗具合を報告 今後の取り組みにも注目 (1/2ページ)

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トムスとデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社が協業の進捗具合を報告 今後の取り組みにも注目

この記事をまとめると

  • 日本のモータースポーツシーンに欠かせないトムス
  • デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーと協業
  • さまざまな取組の成果を発表した

レース以外でも多くの協業による取り組みが実を結んだ

 鈴鹿サーキットでのスーパーフォーミュラ第3戦から一夜明けた4月25日。トムスとデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社は『デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社と株式会社トムスの包括的協業における、開始から1年の成果発表』と題した合同会見を実施。昨年3月に締結した『モビリティサービス領域での包括的な協業』について、1年間にわたる進捗具合と今後の予定を発表した。

ドライバーふたりの成長は人材育成における大きな成果に

 国内外のトップカテゴリーで活躍してきたトムスと、国内最大級のビジネスプロフェッショナルグループであるデロイト トーマツ グループにおいて、ファイナンシャルアドバイザリーサービスを担うデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー共同会社(DTFA)は昨年3月、モビリティ領域における包括的な協業に関する契約を締結していました。具体的な協業のメニューに関しては、

1:グローバル人材の育成
2:レースデータ分析(アナリティクス)
3:オートパーツメーカーへの事業承継支援戦略
4:EV技術などの開発、EVレース場の運営
5:E-Sportsの展開とDigital Twinsの実現
6:スーパーシティ・スマートシティとの連携
7:オートメーカー全般を含むESG戦略の策定

という7点。契約の締結から約1年がたち、その進捗状況が明らかにされました。

 このなかでもっとも目に見えたものは1:グローバル人材の育成で、具体的には昨シーズン、全日本スーパーフォーミュラライツ選手権(SFL)とSUPER GT(SGT)のGT300クラスにフル参戦したジュリアーノ・アレジ選手の活躍です。

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ジュリアーノ・アレジ選手のイメージ画像はこちら

 2シリーズにフル参戦するハードスケジュールのなかで、SFLではシーズン後半に4勝を挙げる成長を見せると同時に全17戦(1戦はキャンセル)中14戦で表彰台に上るなど安定した力を見せつけていました。

 また中嶋一貴選手の代役としてスポット参戦した全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)でも、「運にも恵まれた(トムス舘 信秀会長)」面もありましたが自身の2レース目で初優勝を飾るなど見事な活躍を見せ、今シーズンはSGTのGT500クラスとSF、国内ふたつのトップカテゴリーにステップアップを果たしています。

GT500クラスに参戦するジュリアーノ・アレジ選手画像はこちら

 この項目に関して2022年は、引き続きアレジ選手のさらなる成長を促すとともに、昨年のフォーミュラ・リージョナル(FRJ)のチャンピオンを獲得した古谷悠河選手をアレジ選手の後釜としてSFLに参戦、その成長を促すことになっています。

古谷悠河選手画像はこちら

 2:レースデータ分析(アナリティクス)に関してはレーススペシャリストのトムスが、レースなどの走行セッションを通じて蓄積したデータを、データ分析のスペシャリストであるDTFAが分析。戦略として、例えば予選のアタックやレースにおけるタイヤ交換などのタイミングの判断で、好結果に結びつくことが何度もあったようです。また3:オートパーツメーカーへの事業承継支援戦略では、ヘルメットメーカーのケースが紹介されていました。

レースデータ分析画像はこちら

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