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キャンプに来てテントで寝ないってアリ? いま急増する車中泊キャンプの納得せざるを得ない理由

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TEXT: 並木政孝 PHOTO: Auto Messe Web編集部

防犯や時短につながる車中泊はもはや究極のキャンプスタイル

 日本らしいキャンプスタイルと言える車中泊ですが、アメリカや欧州諸国のように長期間のバカンスや休暇が取れるのであれば、テントを張ってゆっくりとキャンプを楽しむのも悪くありません。しかし、多忙を極める日本の企業戦士たちは、土日を使った一泊二日でキャンプに臨むことが多く、設営や撤収に時間をかけたくないのが正直な気持ち。急ぎ足のキャンプでは、車中泊を選ぶことで時間の短縮、設営の簡単さが大きな味方となり、急速に普及したことは間違いありません。テントの設営

 女性のキャンパーは防犯という部分でも施錠ができる車中泊は身を守るための安心感も大きく、キャンプを気軽に楽しむための選択肢になっているようです。最近ではキャンプ場での盗難事件が多発し、目を離した隙にテントが荒らされ、高価なキャンプ用品が盗まれることも増えています。車中泊であれば大切なキャンプ用品を入れ、しっかりと施錠をすることで盗難を防止できるのも大きなメリットです。キャンプの人気が高まり、キャンパーの分母が増えることで歓迎できない輩が現れ始めているのが悲しい現実。自衛のために車中泊を行う人も少なくないと言うことです。女性のソロキャンプ

 また、テントの設営は複雑そうでビギナーには敷居が高く感じてしまうのも事実。テントの設営に手間取るのであれば、車中泊はキャンプの入門編として受け入れやすいのかもしれません。テントを選ぼうと思ってもドーム、パップ、ワンポール、ソロ、ツールームなど種類が複雑すぎてどれを選んだら良いのか分からず、さらには耐水圧(性)問題やガイロープの結び方、ペグ打ち、フライシートやグランドシートの必要性など、初心者には理解できないことばかり。アウトドアショップで見積りを取れば目玉が飛び出そうな価格になり、クルマをテント代わりにできる車中泊の人気が高くなるのは当然のことかもしれません。

メリットが大きい車中泊キャンプ人気はまだまだ続きそうだ

 ちなみに車中泊のルーツを遡ればキャンピングカーに辿り着きます。日本がセカンドカーとしてキャンピングカーを所有できる国であれば良いのでしょうが、駐車場代や保険、車検、税金など莫大な維持費が課せられるわが国では、日常と非日常(キャンプ)を一台のクルマで賄わなければならないのが、悲しい現実です。本来ならキャブコンやバンコンなどのキャンピングカーが欲しいところですが、現実は軽ワンボックスやミニバンが最大限の譲歩になっているのです。

 しかし、キャンプ場で車中泊を楽しんでいる人たちの多くは、軽ワンボックスやミニバンでも日本人らしい器用さで快適な空間に作り変えているのが素晴らしいところ。限られた室内空間を寝台やリビングルームとして工夫する知恵が車中泊をより楽しくさせているのかもしれません。ホンダ・フリード+で車中泊

 キャンプ場に到着したらタープを張るだけでサイトが完成する車中泊。安(安全)・近(身近)・短(時短)ではありませんが、テントの代わりにクルマを使うことで手軽に楽しめるキャンプスタイルは今後も大きなムーブメントとして人気が高まっていくことでしょう。

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