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ワイドボディの存在感がハンパない! ルックスだけじゃないサーキット走行派には嬉しいメリットとは

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新

太いタイヤを装着でき安定感が増す

 ここまですることでS15シルビアで265/35R18タイヤを余裕で履けるようになり、285幅まで履けるように加工した。これこそがワイドボディでしか得られないことで、太いタイヤをワイドトレッドで乗れるようになるのだ。

リヤビュー

 それはグリップ力のアップに繋がり、さらなるタイムを狙えるようになる。そして、じつはタイムだけではないメリットも大きい。それがワイドトレッド化だ。トレッド幅が長くなるとクルマの動きとしてはダルくなる。よく言えば落ち着きが出るのだ。それによってとくにFR車は格段に扱いやすくなる。

 シルビアのようなリヤ駆動車ではパワーを出すほどに悩まされるのはリヤタイヤのスライドだ。パワーを掛けるとリヤが流れてしまう。そのときの挙動がワイドトレッドになると穏やかになるので、扱いやすくなる。それまで急にリヤが流れていたのが、ジワジワと流れるようになるので怖さは半減。余裕を持ってドリフトできるようにもなるのだ。

 見た目にも満足感が高く、乗りやすくもなるワイドボディ化はコストに対するリターンは悪くない。しかし、売却時には高くなるか、劇的に安くなるか、車種や仕上がりによってまちまちなのでリスクはある。でも、それだけの満足が得られるチューニングでもある。

ワイドボディ化のフロントビュー

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  • フロントフェンダー
  • ワイドボディ化のフロントビュー
  • フェンダーの加工イメージ
  • Cピラー加工
  • ワイドボディシルビアのイメージ
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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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