スカイラインR34 GT-RやマツダRX−7がバリバリの現役だった! ドリフト人気大爆発の2000年のチューニング事情を振り返る (2/2ページ)

今もなお愛されるショップなども誌面を賑わせた

 チューニングは黎明期からのプロショップやメーカーに加え、ドリフトや草レースで名を上げた若手も続々と台頭。とくにドリフト界のレジェンドである『のむけん』率いるユーラス、今も現役でD1を戦う上野高広選手の『ヴェルテックス』ブランドからは、毎月のようにエアロを中心とした新製品が発売され誌面を賑わせていた。

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 流行っていたパーツは上記のエアロに砲弾型マフラー、それに後付けのHIDヘッドライトもブレイク。おもな連載企画は仕様の異なる同じ車種を集めてインプレする『異種格闘技戦』や、編集部員が自らの愛車AE86を駆ってコンテスト出場を目指す『ガチンコ! ドリフト道』、EP82を格上のマシンと互角に戦うべく作り上げる『最強の峠マシン伝説』など。

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 興味深いのは当時もそれなりにユーザーがいたであろう、軽自動車がまったくといっていいほど見当たらないこと。カスタムパーツの豊富さは普通車と変わらなく、サーキットでの草レースも盛んに行なわれていたにも関わらず、だ。

 当時は「軽自動車は軽自動車の専門誌で」との風潮があり、あえてヤングバージョンでは取り上げなかった記憶がある。チューニングのノウハウやパーツに関する情報を活用するのは難しくても、読み物としては20年を超える歳月を経たからこそ新鮮で面白い部分があり、今も活躍するチューナーやドライバーの若かりしころの姿を探すのも楽しい。数こそ少ないがインターネットのオークションやフリマサイトでは、時おりバックナンバーが出品されることがあるようだ。興味が湧いた人はチェックしてみよう。