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トラブルを招く眩しいヘッドライトのなぜ? 知らぬ間に「光軸」が狂ってしまう理由とは

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

ケース2:サスペンションを変えた=レベライザーが壊れた?

 ケース1に近いが、こちらで気をつけたいのは自動調整のレベライザーについて。よくあるのが、DIYでサスペンションを交換してから、ヘッドライトがあさっての方を向いているという話である。

 最近は自動で光軸を調整する車種があり、その場合、荷物をたくさん積んでリヤサスが沈む→光軸が上を向く→補正する、という図式になっていて、リヤのサスペンションアームにストロークセンサーがあることが多い。

 ところが、サスペンション交換時にジャッキアップしてサスを外すと、アームがだらんと伸びる。このときにレベライザーが壊れてしまうことも少なくない。サスペンションにまつわる作業をしたら、光軸が狂っていないかを確認しておきたい。

存在を忘れている人も多いレベライザーのスイッチ

ケース3:バンパーを外した=ヘッドライト自体の向きがおかしいかも

 エアロの装着に伴ってバンパーを外したりオイルクーラーを装着するために、バンパーとレインフォースを外したりした場合は要注意だ。ヘッドライト自体のマウント角度が変わってしまっていることがある。関係なさそうでも意外と、ヘッドライト固定ネジの位置を動かしてしまったりするので、こちらも作業のあとは壁に向かってライトをつけるなどして、光軸が狂っていないか確認しておきたい。

 最近は手動でライトの角度を調整できる車種が減っているようだが、車種によっては自動レベライザーをキャンセルして、任意に調整できるアフターパーツがリリースされている。そういったものを活用して、任意で使いやすい角度に調整する方法もある。

* * *

 光軸がずれたままで夜間走行していると、思わぬトラブルを招いてしまうこともあるので、サスペンションを交換したりバンパーを外した場合は、いまいちど光軸の確認をしよう。

市販されている「ヘッドライト・ハイトコントローラー」

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  • 周囲の交通者に迷惑をかけないのもチューニング乗りのたしなみ
  • 車検時に調整したままならほぼ問題ない
  • 光軸チェックとレベライザーでの調整なら自分でも可能
  • 存在を忘れている人も多いレベライザーのスイッチ
  • 市販されている「ヘッドライト・ハイトコントローラー」
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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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