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「クラシックジャパンラリー2022門司」開催決定! カッコいいクルマを子どもたちに「見て」「触れて」もらいたい想いとは

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典/村田尚弥/山口賢二/プレサイド/Auto Messe Web編集部 米澤 徹

クラシックカーの愉しさを次の世代へ受け継ぎたい

 難易度が高いPC競技、素晴らしい景色を堪能できる走行ルート、ハイクラスの宿、美味しい食事などを愉しめるホスピタリティ超充実型ラリーの開催には、どのような運営の苦労などがあったのだろうか?

「沿道の方々への周知や、PC会場、ランチ会場、宿泊先の選考、ルートの組み立てなどのほか、開催地の自治体や協力施設、警察の支援が不可欠です。何度も行う試走、説明資料の作成、自治体協議、申請手続きといった事前準備が予想以上に大変なのです。そういったこともあり、成功の手応えはまだありません。開催を発表するたびに不安です。ただ、準備にしっかり時間をかけて、丁寧に作りあげていくことが大切だと考えています。

 クラシックジャパンラリーはクラシックカー乗りが作るイベントですので、参加者目線を大切にしてきました。今後もドライバーとコ・ドライバーが一緒に愉しめるクラシックカーラリーを提案していきたいと思っています。そして、クラシックカーを走らせることの愉しさを次の世代に継承してもらえるよう、多くの方々にカッコいいクルマとカッコいい大人を見ていただくため、地域の方たちやメカニックの方々とのつながりも大切にしていきたいと思います」

 岡野さんが言う次の世代とは子どもたちのことで、運営スタッフに恵まれ、若い人にもその愉しさを感じてもらえるように設定されているクラシックジャパンラリーは、クラシックカーを歴史的に重要な文化遺産として捉え、次世代を担う子どもたちに、見て、触れてもらうことを重要視している。

 子どもたちがクラシックカーを実際に目の当たりにすることで、完調を維持するために必要な匠の技術に興味を持ち、職人への尊敬心を育む機会となることを期待している。

 次回の「クラシックジャパンラリー2022 門司」でも小学校を訪問する予定とのこと。著者も微力ながら子どもたちに、なにかのきっかけを与えられることができればと思い、エントリーの準備を始めている。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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