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時代は「ポップアップルーフ」車中泊オッケー! 話題の「ミニバンキャンパー」の魅力とは?

投稿日:

TEXT: 土田康弘  PHOTO: Auto Messe Web編集部

  • シトロエン・ベルランゴのミニバンキャンパー
  • 日産セレナのベッドキット
  • プジョー・リフターのポップアップルーフ
  • 日産セレナのベッドキット
  • 車中泊できる日産セレナ

空前の車中泊ブームのなかで話題のミニバンキャンパーってどんなクルマ!?

 クルマを使ったレジャーのベースキャンプとして車中泊するユーザーが増えている。わざわざ宿を取るのではなく、好きな時間に好きな場所に出かけ、気ままな車中泊旅をするのがブームになっているのだ。しかし、車中泊するためにキャンピングカーほど本格的なクルマは所有できそうにない。その次の選択肢となりそうなハイエースベースのバンコンバージョンやライトキャンパーだと、こちらはパートナーを含めた家族の同意が得にくいケースも……。

 理由は「バンベースで働くクルマ感が強い」であったり「商用バンの乗り味がどうにも受け入れられない」といった意見などが挙げられる。さまざまな対策パーツや外装のドレスアップパーツも出ているので、いずれもカスタマイズで払拭できなくはないのだが、家族にわかりやすく説明する自信がないというユーザーには、第3の選択肢として注目したいのがミニバンベースのプチキャンパーだろう。

魅力は日常から車中泊旅までを1台でまかなえること

 ベース車がノア&ヴォクシーやステップワゴンなどのミニバンであれば、普段使いする上ではキャンピングカーやバンライフカーなどの車中泊仕様であることを意識することは少ないだろう。これなら商用バンにはちょっと抵抗感があるというパートナーも説得できそうだ。シトロエン・ベルランゴのミニバンキャンパー

 具体的には、そもそも乗用設計のミニバンなので貨物がメイン用途であるハイエース&キャラバンなどに比べると、ノーマル状態での乗り心地は格段に優れている。しかもボディのスタイリングはミニバンのままなので、当然ながら働くクルマのイメージは一切ないといえる。もちろん室内装備や素材感なども上質で乗用を考えた設計なのはいうまでもないだろう。そんな点を重視するユーザーであれば、ミニバンベースのプチキャンパーは絶好の選択肢になること間違いなしだ。

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