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「カウンタック」が過疎化を食い止める!? 子どもたちにクルマ文化をアピールする埼玉県・皆野町の試みとは

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奧村純一/堀口邦彦

クルマ趣味をのびのび楽しめるのが地方の魅力のひとつ

 植物、昆虫、動物、恐竜と同じく、感受性豊かな子どもたちの興味の対象として、クラシックカーも大きなテーマのひとつとなることは間違いない。もちろん、全員に刺さることはないだろう。100人にひとり、1000人にひとりだろうか、いやもっと少ないかもしれない。それでも「あの日見たカッコいい」、「かわいい顔をした」クラシックカーたちは、確実に子どもたちの記憶に焼きついてくれることだろう。そうした思いからの、子どもたちへ向けてクルマを使った道の駅でのイベントであった。

 また、対象を子どもに限定していなくても、全国でクルマのイベントが行われるということは、生活必需品かつライフスタイルを表すものとしてのアピールが大きいからだろう。町の商業施設やランドマークとなる場所に展示されるクラシックカーは、地元周辺からの参加者も多いことから、地域を問わず多くの人びとの関心を引き起こし、どこでも楽しめる趣味であることが分かる。

 地価の高い都市部の月々の駐車場代は、高額車両の月々のローン返済額と同じくらいだったりする。その点、人口減少地域のほうが、クルマの維持という面で間違いなく優位に立てるはず。今よりもさらにテレワークの充実した将来、クラシックカー趣味は都市部への人口流出の歯止めとして、大きな役割を果たしてくれる予感がするのであった。

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