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復活した「三菱ラリーアート」が嬉しい総合優勝！過酷な1500kmで戦った6日間の結果は？【AXCR2022】

投稿日：2022.11.29

TEXT: 青山義明（AOYAMA Yoshiaki） PHOTO: 青山義明

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総合4位：＃108 FORTUNER GEOLANDAR takuma-gp（AOKI Takuma／Itthipon SIMARAKS）

総合3位：＃116 FORTUNER GEOLANDAR takuma-gp（塙郁夫／染宮弘和）

総合2位：＃102 Toyota Cross Country Team Thailand（Jaras Jaengkamolkulchai／Sinoppong TRAIRAT）

優勝：＃105 TEAM MITSUBISHI RALLIART（Chayaphol Yotha／Peerapong SOMBUTWONG）

飯島祐一／中辻圭祐／東野眞伸組。5月に納車されたランクル300をすぐにタイに送ってタイで仕上げたという。「ランクルが元気で頑丈なことがよくわかった。重たいことは重たいけれどポテンシャルはすごく高い」と飯島選手

今回初参戦の増川智／竹藪英樹組。「乾季の開催ということで楽かなと思ったけれど、最後の最後で洗礼を受けて完全スタックしてしまいました。それでも何とか無事にゴールできて良かったですね。トラブルもなくエアコンも効いているので、全日本走ってる時よりも楽なんじゃないかな？　SS中も休憩できるというか、緊張しっぱなしでもないし、しっかり楽しめました。また来年来たいな、楽しかったです」と増川選手

山崎元彰／佐野智樹組。「全開走行をしっかり楽しみました。飛ばし過ぎかドラシャがねじ切れましたが」と、スーパー耐久シリーズなどサーキットレースに参戦する山崎選手は2回目の参戦

SSラリーを中心に参戦してきたが、国内参戦費用1年分と同じくらいで参戦できるのでは？　とAXCRにやってきた夷藤新基／里中謙太組。そのために用意した車両は5万円で購入してきたこのジムニー。1年以上かけてコツコツとラリー仕様に仕上げたという。「長いSS中のメリハリとか、ペースノートラリーとは違う楽しさがあって勉強になりました」と夷藤選手

杉本達也／青木孝次／佐藤恭平組。ラリー、ダートラを戦ってきた杉本選手にとって初のクロスカントリーラリー参戦に「28年ぶりの参戦でしたが、全くの未知の世界でようやくいろいろ慣れてきたところです。自分がまだまだだと実感できました」

TOYOTA GAZOO ラリーチャレンジからステップアップしてこのAXCRにやってきた新田正直／松井勉組。最後の沼地にハマったものの「言葉は通じなかったものの、お互いにこの場所を抜け出そうとみんなで協力して脱出できました。クロスカントリーラリーのすばらしさ、奥深さを実感できました。また来たいですね」と新田選手