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「ハコスカ」から「ホンダZ」に乗り換えた理由とは? 旧車好きオーナーに360ccの魅力を聞きました

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

できるだけオリジナル状態をキープ

 オーナーの太田さんによると、ホンダZ GTはできるだけオリジナル状態をキープできるようなスタイルで維持管理しており、さほど手を加えていないのだという。

「改善した部分を挙げると、燃料ポンプを交換したぐらいです。キャブレターは自分でオーバーホールしましたが、あまり上手くできませんでした。ちゃんと走れないと面白くないので、知り合いを通じてスペシャリストに調整してもらったらバッチリになりました」

朝霧高原のイベントまで北陸から仲間と4台で自走参加

 今回の取材は360cc時代の軽自動車ばかりが集結した2022年11月6日の「富士サンロク(FUJI36)ミーティング」にて行ったが、太田さんはイベント会場となった静岡県富士宮市にある朝霧高原ドライブインもちやの駐車場に向け、1泊プランで前日から走り出したと話してくれた。

「北陸地方に住んでいる360cc仲間と合流し、4台編隊で富士宮市を目指しました。もちやには初めて来ましたが、大阪や神戸で開催された360ccカーオンリーのミーティングには参加したことがあります。この季節はノーマルタイヤで夜の山坂道を走ると凍結した路面に遭遇する可能性があり、かなり怖いので、帰りも1泊します。ということで、ホンダZ GTをパートナーとした2泊3日の旅になりますね」

 1981年に設立されたステップバン・オーナーズクラブの「LOVESTEP!」が主催している富士サンロクミーティングは関東のみならず各地の360cc乗りによく知られているイベントで、太田さんのような熱心なオーナーが全国から駆けつけるのであった。次回のイベントでもきっと、北陸地方のナンバープレートを付けたホンダZ GTの雄姿を確認できることだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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