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「仲間と再びバイクに乗る」を合言葉に「青木三兄弟」が始めた非営利支援団体「SSP」が4年目となる活動をスタート

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

新たな開催地でのパラモトライダーの誕生を期待

 2輪ロードレース界のレジェンドライダーである青木三兄弟の長男・青木宣篤選手と三男・治親選手のふたりが立ち上げた、一般社団法人サイドスタンドプロジェクト(SSP)が展開している「パラモトライダー体験走行会」が2023年一発目の走行会を開催した。

 これは、事故などで身体に障がいを抱えてしまい、ふたたびオートバイに乗ることを諦めた人、そして生まれ持って負ってしまった障がいによってバイクを楽しむという経験を持っていない人に、オートバイに乗る楽しみを分かち合おう、と企画されたもの。

 2020年からスタートし、国内各所で定期的に開催されている。これまで多くの障がい者にバイクに乗る喜びはもちろん、新たな希望や目標を提供し、体験会を経験した一部ではミニバイクの耐久レースに出場する者も出てきてもいる。

SDGsを進める相模原市とコラボレーション

 2023年に入った1月24日(火)、神奈川県にあるさがみ湖リゾート プレジャーフォレストの駐車場で今年初の「パラモトライダー体験走行会」が開催となった。体験走行会はこれまでサーキットや自動車教習所などの閉鎖された空間を使って開催してきているが、SSPでは以前からその本拠地となる相模原市での地元開催を探っており、今回はその相模原市との共同での開催が実現した。

 SSPの活動は、昨今話題に上がっているSDGs(持続可能な17の開発目標)のうちの10番目「人や国の不平等をなくそう」と、17番目の「パートナーシップで目標を達成しよう」の2つの課題実現を目指している。地元相模原市が進めている「さがみはらSDGsパートナー」にも2021年6月に登録。

 今回はその相模原市のSDGsを推し進めている相模原市みんなのSDGs推進課と共同で、この体験走行会の相模原市での実現へ向けてタッグを組んだ。「さがみはらSDGsパートナー」に登録している751団体のうちのひとつである『さがみ湖リゾート』の協力を得て、開催が実現した。

 SSPでは今後も、これまでの開催地以外にも開催協力を求めていくとしており、開催地候補を募っている。また新たな開催地でのパラモトライダーの誕生を期待したい。

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