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パガーニは電動化と無縁!? 「ユートピア ロードスター」はV12エンジンのみ…原点回帰のアナログな野性味がハイパーカーのトレンドです

パガーニは電動化と無縁!? 「ユートピア ロードスター」はV12エンジンのみ…原点回帰のアナログな野性味がハイパーカーのトレンドです

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: Pagani Automobili S.p.A.

  • パガーニ ユートピア ロードスター:モントレー カーウィーク2024にて、オプションの「スポーツパック」モデルが一般公開される予定だ
  • パガーニ ユートピア ロードスター:130台の限定生産となる
  • パガーニ ユートピア ロードスター:ハイブリッドサポートを一切持たないV12ツインターボを搭載する
  • パガーニ ユートピア ロードスター:フルオープン、ハードトップ、ソフトトップと3つのボディスタイルを持つ
  • パガーニ ユートピア ロードスター:ドアはエレガントなバタフライ キネマティクスを採用
  • パガーニ ユートピア ロードスター:カーボンファイバーにくわえて、40種類以上の複合材料が使われている
  • パガーニ ユートピア ロードスター:モノコックシャシーは剛性と抵抗を最適化するために全面的に再設計された
  • パガーニ ユートピア ロードスター:エアロダイナミクスは、低いドラッグと高いダウンフォースを達成
  • パガーニ ユートピア ロードスター:ドライバーがエンジンのフルパワーを体験したいときには爆発的な加速を実現する
  • パガーニ ユートピア ロードスター:スーツケースが2つ用意され、シート後方に収納可能
  • パガーニ ユートピア ロードスター:ピレリのクルマと通信するタイヤ「Cyber Tyre システム」を搭載する
  • パガーニ ユートピア ロードスター:車重、性能などがクーペと同等になった
  • パガーニ ユートピア ロードスター:最高出力875ps、最大トルク1100Nmを発揮する6L V型12気筒ツインターボを搭載する
  • パガーニ ユートピア ロードスター:フルオープン、ハードトップ、ソフトトップと3つのボディスタイルを持つ
  • パガーニ ユートピア ロードスター:アナログメーターを装備する。大型のスピードメーターとタコメーターは、内部構造の一部が見える仕様となっている
  • パガーニ ユートピア ロードスター:インテリアはほぼ無限のカラーや素材から、オーナーの希望に合わせたオーダーが可能だ
  • パガーニ ユートピア ロードスター:各パーツは効率性と透明性に焦点を当てて設計される
  • パガーニ ユートピア ロードスター:乾燥重量はユートピア クーペと同じ1280kgを実現する
  • パガーニ ユートピア ロードスター:専用のフロアマットは高級ヨットを思わせる質感を持つ
  • パガーニ ユートピア ロードスター:ドアはエレガントなバタフライ キネマティクスを採用

電動化なしのV12エンジンを搭載した「ユートピア ロードスター」誕生

パガーニは2024年7月30日、「ユートピア クーペ」に続き「ユートピア ロードスター」を発表しました。ハイブリッドサポートを一切持たないV12ツインターボを搭載し、機械的な純粋さを追い求めたストイックなモデルです。世界中の厳しい安全規制と排出規制をクリアし、デリバリーの準備が整ったこのモデルの詳細をお届けします。

エンスージアストのジレンマに応えるロードスター

パガーニ・アウトモビリは、2022年にハイパースポーツ「ユートピア クーペ」を発表した。性能を重視する人びとはこれまでクーペを選ぶ傾向が見られたが、「ユートピア ロードスター」は車重、性能などがクーペと同等になった。エンスージアストのジレンマに応えるロードスターが誕生したのだ。

スタイリングは、ユートピア クーペと同じデザイナーとエンジニアが担当する。フルオープン、ハードトップ、ソフトトップと3つのボディスタイルを持ち、ドアはエレガントなバタフライ キネマティクスを採用する。

インテリアはパーソナライゼーションを追求

インテリアは、ほぼ無限のカラーや素材から、オーナーの希望に合わせたオーダーが可能だ。ユートピア ロードスターには、パガーニの象徴である楕円があしらわれたスーツケースが2つ用意される。職人によってハンドメイドで仕上げられた真の逸品は、シート後方に収納できる。

専用のフロアマットは高級ヨットを思わせる質感を持ち、キーはオープン仕様のスタイリングを想起したデザインに変更されている。

ユートピア ロードスターのアナログメーターは、手作業による高級時計を思い起こさせるデザインで、大型のスピードメーターとタコメーターは、内部構造の一部が見える仕様となっている。ドライバーの正面にはシンプルなディスプレイを装備する。

乾燥重量はクーペと同じ1280kgを実現

オラチオ・パガーニは、高度な複合材料のパイオニアでもあり、約40年にわたり、最も革新的なソリューションがないか試行錯誤を続けてきた。現在も継続的な研究を行っており、ユートピア ロードスターでもノウハウを投入している。それはカーボンファイバーにくわえて、40種類以上の複合材料が使われており、カーボン・チタン(HP62-G2)やカーボトリアックス(HP62)などが含まれている。

これらの技術により、ユートピア ロードスターの乾燥重量はクーペと同じ1280kgを達成した。これはV型12気筒エンジンを搭載した大型ハイパーカーとしては、驚異的な軽さである。この結果を達成できたのは、剛性と抵抗を最適化するために全面的に再設計されたモノコックシャシーがあってこそで、通常、オープンカーに必要とされる重い補強材は一切必要なかったという。

エアロダイナミクスは、低いドラッグと高いダウンフォースを達成。パガーニのエンジニアは空気の流れを入念に研究し、車両周辺のエアフローはティアドロップ型ルーフを通り、側面に沿って導かれる。インナーエアの流れも細部に至るまで完璧に仕上げられ、パフォーマンスと安定性に不可欠な貢献をしている。

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