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年末年始のBMWミュージアムは大混雑! 行列に並んでも見たいBMWのコレクションをお見せします【みどり独乙通信】

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TEXT: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  PHOTO: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)

  • 2000年にドイツのハノーファーで開催された万博でシャトルとして使用されていた水素カー
  • 2024年にはBMWモトラッドが100周年を迎えました
  • BMWモトラッド100周年の記念展示フロアは閉館間際で空いていました
  • BMWモトラッド100周年記念展にはヘルメットやシートも
  • BMW Weltでは、BMWグループ傘下のロール・スロイスも展示してあります
  • BMW Weltの中ではさまざまな国の言葉が聞こえてきました
  • BMW WeltのBikers Cafeはいつも人でいっぱい。ティラミスがめっちゃ美味しいです
  • BMWミュージアム。アイキャッチャーな可愛い2台は外せませんね。後ろに展示されているBMWオーナーさんたちの写真は必見です
  • BMWミュージアムのツーリングカーブースは、入り口からモータースポーツ感満載
  • BMWミュージアム。以前は歴代3シリーズの展示ブースでしたが5シリーズに変わっていました
  • BMWミュージアムのお椀型の中は開放感たっぷり
  • BMWミュージアム内の通路
  • BMWミュージアムのお椀型の底の部分はさまざまなBMWが並んでいます
  • BMWミュージアムの閉館1時間前の少し空いた時間を狙って再度チャレンジ。オリンピックタワーとBMW Weltが夕陽に映えますね
  • E12から最新のG90のM5までのBMW 5シリーズがずらりと並びます
  • BMW ノイエ・クラッセのスカイトップ。カッコいいですね!
  • お椀型の中はなだらかなカーブを上りながら特別展示フロアへ
  • クリスマスは宗教行事なので、1月6日の公現祭まではクリスマスツリーを飾ります
  • 期間ごとに歴代のアートカーが展示されます。このル・マンを走った2010年のGT2はシュニッツァーを思い出します
  • このクルマに世界の人々が熱狂しているようです
  • さて、一体どこまで続くのか? BMWミュージアムの入場待ちの列
  • とても楽しい広告ブース。人が多い日には落ち着いて見られません
  • ミュージアムの上階から下のフロアを撮影
  • 以前は壁だったのがぶち抜かれて、とても開放感があって見やすくなりました
  • 懐かしい! と思わず言いたくなるBMW 3シリーズ
  • 最近よく見かけるUber車両のトヨタ ミライ。水素はまだ非常に高額だと思いますが、運賃は同じなのか気になります
  • 2024年はさまざまなメーカーのレーシングカーのレゴが大流行りしましたね
  • 筆者が好きな広告のブース。じっくり観るにはバカンスシーズン以外の平日に限ります
  • 初代Mのロゴの特許
  • 真っ赤なBMW M4 コンペティションのカブリオレのサンタ号
  • 日本と同様にドイツもバイクブームです
  • 年の瀬のBMWミュージアムは大行列
  • Mモデルは憧れますね。とくにE30 の真っ赤なM3
  • BMW Weltは本社敷地内にある大型ショールーム。ショップや飲食店も充実しています。左上に並んでいる車両は納車式用です

近所のBMWミュージアムへ行くと大混雑

ドイツ・ミュンヘン在住の池ノ内みどりさん。とある日、近所のBMWミュージアムとBMW Weltへ向かうと大混雑の様子。閉館1時間前に再びチャレンジすると、なんとか入れることになりました。BMW好きにはたまらないミュージアムなどについてレポートします。

BMW Weltには観光客がズラリ

2024年末のとあるお天気の良い日に、ふと思い立ってお散歩がてらに自宅近所のBMWミュージアムに行ってみました。お散歩といっても自宅からは早足で徒歩2分、のんびり歩いても5分程度の距離であっという間に到着します。毎日のように目の前をママチャリで通り過ぎるのですが、しょっちゅう行くわけではありません。観光地の近所に住んでいると、案外そんなものかもしれませんね。

年末年始だし、多くの人々がスキー旅行に行く季節なので、すぐに入館できるだろうと軽い気持ちで行ったのが大間違い。ミュージアムへ入る2カ所の入り口からとんでもなく長い行列ができていてビックリ! この日はあまり寒くない日ではありましたが、列に並ぶのは諦めて向かいのBMW Weltへ向かいました。しかしこちらも大勢の人でいっぱい! ドイツ語はほとんど聞こえてこず、ロシア語や東欧系の言語やイタリア語のほか、中国やタイの方を多く見かけしました。

閉館1時間前を狙って再チャレンジ

ゆっくりできる雰囲気ではない人の多さで、ショップをチェックして、館内をぐるりと1周してミュージアムへ戻りました。日本でもインフルエンザが猛威を振るっていますが、ドイツも酷い風邪が流行っていて、マスクをしないでゲホゲホしている人がいて困ります。

ミュージアムに戻ってみたものの、やはりまったく状況が変わっていなかったので自宅へ一旦戻ることにしました。ミュージアムやBMW Weltのカフェも人であふれかえっていたので、自宅で日本茶を入れていただき物の羊羹でゆっくりティータイムをしてから、少し仕事をして閉館1時間前を狙って夕暮れ時に再びミュージアムへ向かいました。

オリンピックタワーやBMW Weltをバックに美しい夕焼けに見惚れてしまいましたが、あっという間にまた入場制限がはじまり並びました。10分程で入館が叶いましたが、閉館間近というのにこちらも大混雑。

ツーリングカーの展示ブースも改装されていました

常設の展示はもう何度も観ているのでそのまま通過。ミュージアムは2年前ほどから少しずつ改装工事が行われていて、前回来た時に見られなかったそのブースをチェックしました。以前は歴代の「3シリーズ」が並ぶフロアだったところが「5シリーズ」に変わっていて新鮮! 壁の真ん中がぶち抜かれて見やすくなっていました。

BMWに限らず、ほかの自動車メーカーのミュージアムでも一番大好きなのは、過去の広告展示のブース。昭和チックな、いま見るとちょっとダサい演出のCMや広告写真を鑑賞するのがとても楽しいのです。背景に写る建物や道具、ファッションも新鮮です。しかし、この日はあまりの人の多さに断念。平日の日中にゆっくり見に行くことにします。

ツーリングカーの展示ブースも改装されていて、入り口からモータースポーツ感がムンムン。狭いブースには入り切れないほどの多くの実車をコレクションしているBMW。スポーティな走りが特徴的なBMWにはモータースポーツを通して得たノウハウが詰まっています。ミュージアムとは別に、モータースポーツのミュージアムや資料館を作ってくださらないかなぁ、と強く願っています!

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • ドイツ ミュンヘン市在住 フリーライター&コーディネーター。東京で学生生活を謳歌した後にオーストリアのザルツブルグで再び学生生活を謳歌し、なんとか卒業。三度目の学生生活を謳歌しにミュンヘン大学入学を機にドイツへ。ミュンヘン大学在学中の現地広告代理店でのアルバイトがきっかけで、モータースポーツに魅せられて大学を中退し、モータースポーツ業界へ飛び込む。愛車のBMW M240iカブリオレを駆り、ヨーロッパ各国のサーキットへ取材に向かう。趣味はアルプスの峠越えドライブと蚤の市めぐり。好きなサーキットはニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャン。ヨーロッパ生活はもう少しで30年。
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