KONDO Racing、6年ぶりのニュル参戦に胸が高鳴る
普段、私は日本のレースを取材する機会がほとんどありません。そのため、スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍する日本人ドライバーにニュルで出会うと、とても新鮮で驚きます。2025年は外国人ドライバーのみで挑むKONDO Racingも参加。監督の近藤真彦監督率いるこのチームのスタッフジャンパーのロゴを見ただけでも、嬉しくなってしまいました。
スタッフの方によると、この日は日本でスーパー耐久選手権が開催されていたため近藤監督は不在とのことでした。ニュルブルクリンク24時間レース本番で遠くからでも拝見できるのを、今から楽しみにしています。KONDO Racingは2019年にニュルブルクリンク初参戦を果たしましたが、その後コロナ禍を挟んでじつに6年ぶりの登場となります。
予選が10時に終了すると、すぐ後の10時20分からピットウォークがスタート。しかし、なんと予選終了間際にぽつぽつと雨が降り出してきたではありませんか。幸いスタート前には止んだものの、雨上がりの空気はぐっと冷え込んだ印象です。スタートグリッドには予選中に2台がクラッシュし、最終的に114台のマシンが一斉に並びました。全車をくまなくチェックするのは現実的には不可能なので、雰囲気を楽しんでグリッドを後にしました。
歩き回った1日の締めくくりは…
午後12時、ついに迫力満点のスタートとともに今季のNLSが開幕! 早朝から動き回っていたため、レースが落ち着いたところでメディアセンターに戻って少し休憩しながらメディア関係者と情報交換をしたり、今季の展望を語り合ったりと、楽しいひとときを過ごしました。
開幕戦の取材は「あれもやりたい」「これも撮りたい」と、気づけばあちこち歩き回り、すっかりお腹がペコペコに。前日、の〜びのびのボロネーゼにびっくりしたこともあり、この日はホテル近くのレストランまで徒歩で向かうことにしました。

夕食にはスイス発祥ともいわれるコルドン・ブルーをいただきました。ドイツでは家庭料理としても親しまれ、典型的なレストランでもよく見かける一品。薄く叩いた豚肉にハムとチーズを挟み、パン粉をまぶして揚げ焼きにした料理です(鶏肉や仔牛が使われることもあります)。日本人にもなじみやすい味で、私は空腹もあってペロリと完食。しかし、日本から来られた方は残念ながらギブアップとなりました。











































