メディアセンターの絶品ラザニアに舌鼓
表彰式でドライバーたちから受け取ったシャンパンを、チーム関係者はみんなで仲良く回し飲みしてお祝いムード満点ですが、そのすぐ横ではすでに撤収作業がはじまっていました。この日のうちに撤収を完了しなければならないため、疲労困憊のチーム関係者たちはレースが終わっても息つく間もなく、大引っ越し作業に追われます。
イモラのメディアセンターでは、最終日の決勝レース後だけ温かい食事が提供されます。毎年恒例のラザニアがとんでもなく美味しいのです。空腹だったこともあり、みんなでしっかりおかわりもいただいてから民泊のお宿へ戻ってきました。

2024年はイモラ中心地の民泊にお世話になり、サーキットにも近かったため、2025年もお願いしたかったのですが家主さんの体調悪化により廃業されていて、残念ながら再訪は叶いませんでした。ただ街中だったこともあり、一晩で2回も愛車のセキュリティアラームが鳴り響き、夜中にパジャマのまま駐車場まで飛び起きて走るという事態が発生。「さすがイタリア……」と少し怖くなったのも事実です。
今回は約30km離れた小さな集落に滞在したため、そのようなことは一度もなくぐっすり眠ることができました。そういえば、事前にメディア関係者向けに「車上荒らしに注意」というメールも届いていました。大半のイタリア人は悪いことをする人ではないと思いますが、世界中どこでも、危機感を持って行動しなければならないとあらためて感じました。私の友人・知人の中にも、イタリアに限らず海外で車上荒らしに遭い、すべての荷物を盗まれてしまった人が何人もいます。










































































