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【SUPER GT 300 第5戦 】CARGUYフェラーリの20歳若手コンビが初優勝!ポールのSUBARUは繰り上がりの2位に

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TEXT: 戎井健一郎(EBII Kenichiro/motorsport.com)  PHOTO: 佐藤正勝(SATO Masakatsu)

  • ザック・オサリバン選手と小林利徠斗選手にとって、キャリア初となるスーパーGT優勝を飾った
  • GT300クラスのポールポジションを獲得したのは、61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT。第2戦富士でファイナルラップにエンジンブローに見舞われ優勝を逃しただけに、リベンジに燃えていた
  • 61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT
  • ザック・オサリバン選手と小林利徠斗選手にとって、キャリア初となるスーパーGT優勝を飾った
  • トップはCARGUYのフェラーリ、2位はLMcorsa、3位は61号車 SUBARU※レース後に2位LMcorsaが失格となり3位以下が順位繰り上げ
  • 60号車 Syntium LMcorsa LC500 GT
  • CARGUY Ferrari 296 GT3

ピットインで順位が変動したGT300はフェラーリが鮮烈初優勝

2025年8月24日、鈴鹿サーキットでスーパーGT第5戦の決勝レース(52周)が行われました。優勝したのはGT300クラスが7号車 CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗)、GT500クラスが23号車 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)でした。GT300クラスのレポートをお届けします。

(motorsport.comの記事をもとに再編集しています)

ピット戦略で明暗が分かれた中盤戦

GT300クラスのポールポジションを獲得したのは、61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT。第2戦富士でファイナルラップにエンジンブローに見舞われ優勝を逃しただけに、リベンジに燃えていた。2番グリッドは7号車 CARGUY Ferrari 296 GT3、3番グリッドは5号車 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号と、勢いのあるコンビを擁するチームが上位に並んだ。

スタートで上位陣の順位は変わらず。その後、GT500クラスのアクシデントでセーフティカー(SC)が出動したが、ここで下位を走る一部車両がピットインして給油などの作業を行った。

トップの61号車 SUBARUを駆る井口卓人選手は、7号車 CARGUYのザック・オサリバン選手に接近されるも、首位をキープ。CARGUYが18周でピットインすると、SUBARUはその5周後の23周でピットに入った。しかし、61号車 SUBARUは、CARGUYだけでなく数台のライバルに先行されてしまい、順位は事実上5番手まで後退した。

ルーティンストップを終えた上位陣の中で最上位に立ったのは、CARGUYより3周後にピットインした、4番手スタートの60号車 Syntium LMcorsa LC500 GTの吉本大樹選手だった。その吉本選手の背後には、CARGUYの小林利徠斗選手がぴったりとついた。

フェラーリが粘りの走りでトップ奪取

LMcorsaの吉本選手に約10周にわたりプレッシャーをかけ続けたCARGUYの小林選手は、35周目のスプーン手前でついに吉本選手を攻略。これでトップに躍り出た。

CARGUYのフェラーリはそのままトップでチェッカー。ザック・オサリバン選手と小林利徠斗選手にとって、キャリア初となるスーパーGT優勝を飾った。

2位はLMcorsa、3位は終盤のフルコースイエロー(FCY)明けに5号車 マッハ号を抜いた61号車 SUBARUだった。

※レース後、2番手でチェッカーを受けた60号車 Syntium LMcorsa LC500 GTが最低重量違反で失格となったため、3位以降のマシンはひとつずつ順位が繰り上がっています。

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