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サーキット中・上級者向け新作「ポテンザRE-12D」が登場!【東京オートサロン2018】

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ポテンザRE-71Rをさらに進化させた
サーキット向けスポーツラジアル

東京オートサロン2018(千葉県幕張メッセ・1/12〜14開催)で「ブリヂストン」のスポーツタイヤブランド『POTENZA(ポテンザ)』に新たなモデル『RE-12D』を追加ラインアップ。
同シリーズのRE-71Rよりさらにグリップ力を高めたサーキット中〜上級者向けだという。

実は、この『POTENZA RE-12D(ポテンザ アールイー・トゥエルブディー)』は、まだ正式にプレス発表などをしていない。今回は東京オートサロンのブリヂストンブースの説明員にインタビューした内容をお伝えしよう。POTENZA

既存のストリートスポーツラジアル『POTENZA RE-71R』は街乗りからワインディング、サーキットまで走りを楽しむことができるように設計されているため、幅広い走り好きユーザーに支持されている。

一方、新作『POTENZA RE-12D』は、サーキットのあらゆるシーンで高いグリップ性能を発揮できることを目指し開発が行われ、『RE-71R(下の写真)』の進化版に位置づけられるタイヤだということだ。POTENZA

その違いをもう少し詳しく説明すると、RE-71Rはサーキット初心者にも安心して使ってもらえることを目指し、グリップとハンドリング、さらに乗り心地を高次元でまとめることが重視されていた。

これに対し、『RE-12D』はRE-71Rが持つ乗り心地の良さ(マイルドさ)は同レベルで維持しつつ、腕に覚えのあるサーキット走行の中~上級者が満足できるハイグリップ性能と、安心して攻め込めるハンドリング性能を追求したのだという。

POTENZAシリーズには、サーキットのラップタイムを追求した『RE-07D』というスポーツラジアルタイヤがある。
こちらは各タイヤメーカーはしのぎを削って開発をしているトヨタ86とスバルBRZのワンメイクレース「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」の市販のスポーツラジアルのみの装着可能というレギュレーションに合わせたタイヤ。グリップレベルは申し分ない反面、レースに特化した性能ゆえ、プロドライバーではないと扱いづらいピーキーな特性を持っているのだという。

開発陣はRE-71Rの扱いやすさに加え、このRE-07Dの高いグリップ性能をプラスすることを目指し、新たなコンパウンドの採用や、設置面積の向上を狙いOUT側のショルダー部に向けて緩やかに下るようなトレッド面、より高い入力に耐えられるように開発した非対称パターンなどを採用。
これによってサーキットでのあらゆる場面に対応できるハイグリップスポーツタイヤとして『RE-12D』を完成させたそうだ。POTENZA

サーキットのラップタイムを上げたいという中・上級者ドライバーには、『POTENZA RE-12D』は、まさに待望のスポーツタイヤといえるだろう。
サイズは205/55R16 91V~245/40R19 98W XLまで全15サイズをラインナップ。気になる発売開始は3月を予定しているということだ。

 

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