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アウディSUV「Q5」にディーゼルエンジン追加で魅力アップ

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: アウディ

優れた経済性と静粛性を両立したSUV

 アウディがリリーズしたQ5 40 TDIクワトロは、電子制御コモンレール式ターボディーゼルエンジンを搭載したエントリーモデルとして注目されている。ディーゼルターボエンジンは最新の技術が惜しみなく投入され、190ps/400Nmという動力性能によって余裕のある運転感覚を実現。もちろん、燃費はガソリン仕様を1.7km/L上まわる15.6km/Lという好燃費で、ガソリンに比べ安価な軽油ゆえ経済性は秀逸だ。

 現行型Q5は、MLB evoのモジュラープラットフォームをベースにデザイン、メカニズムを一新した2世代目として登場した。プレミアムSUVにふさわしい堂々たる体躯としながら、徹底した軽量設計(従来型比60kg削減)によって卓越した運動性能を誇り、セグメントの新たなベンチマークとしての地位を確立している。デビュー当初は最大出力185kW(252PS)を発揮する2.0 TFSIエンジン搭載モデルのみのラインアップだったが、このたび2Lディーゼルターボエンジン搭載モデルを追加した。

 TDI(Turbocharged Direct Injection)エンジンは、排気量が1968ccで、排気系に酸化触媒コンバーター、尿素SCR(選択触媒還元)コーティングを施したDPF(粒子状物質フィルター)、アンモニア分解触媒コンバーターといった技術を搭載。エンジン本体にも高圧コモンレール式インジェクターや低高2系統のEGR(排ガス再循環)などを投入することで、欧州排ガス規制EURO 6や日本のポスト新長期排ガス規制に適合している。

 ディーゼルエンジンというと、優れた経済性や力強いフィーリングを魅力とするが、ノイズや振動が大きさを懸念するユーザーは少なくない。昨今のディーゼルエンジンは、こうしたウィークポイントが払拭されているが、Q5に搭載されるTDIエンジンについても、高度で精密な燃料噴射技術の実現によって静粛性や快適性においてガソリンエンジンと引けを取らないほど静かでスムーズな走りが可能となっている。
 もちろん、エコカー減税の対象で、自動車取得税と自動車重量税は100%、自動車税75%の減税を得ることができる(2019年2月)。

 SUVといえば、日常的な用途からアウトドアユースまで幅広いニーズに応えられるクルマである。Q5の場合、アウディというプレミアムブランドのSUVであり、その容姿からも街なかを優雅にドライブするクルマと思われがちだ。そういうニーズは確かに多いが、Q5はクワトロによる卓越した走破性や、ボディサイズを生かし優れた居住性やユーティリティ性能を持ち合わせている。

 しかもTDIモデルなら、力強い走りが味わえ、SUVのネガティブ要素でもある経済面での懸念もない。ひとりで走りを楽しむもよし、家族や友人を乗せ、乗員分の荷物を積載して遊びに出かけるのもいい。Q5 40 TDIクワトロなら、“SUV=スポーツ用多目的車”の真髄を存分に堪能できるはずだ。

 また、TDIモデルの発売を記念し「Q5 TDI 1st edition black styling」を限定発売したのもトピックだ。Q5 40 TDIクワトロスポーツをベースに、マトリクスLEDヘッドライトやアクティブセーフティを強化するアシスタンスパッケージ、外装のブラックスタイリング(モール/ルーフレール/ミラー)、専用20インチホイールなどの装備を追加しながら価格を89万円増の746万円に抑えている。買い得感満点のこちらは、250台の限定となっている。

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