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クルマ盗難の新手口「リレーアタック対策グッズをテスト」

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web編集部

電波遮断グッズなし

 まずは、遮断グッズに入れない状態では、多少のバラ付きはあるが微弱電波という割りには、意外に離れていてもドアロックの施錠解錠ができた。クルマまでの距離は136cm

ブリキ缶

 タバコが入っていたフタ付き。これだけで何も覆っていない状態のスマートキーより46cm短縮。 クルマまでの距離は90cm。それなりには電波を遮断できるようだ。ただ、フタがしっかり閉まっていないと100cm以上で反応することも。

携帯灰皿

 100円均一ショップで購入した携帯灰皿。ポイントは、タバコの火で燃えないようにアルミ箔が袋状になっていて、フタの裏側もアルミ箔が付いている。

 開閉はホック式で密閉精度は高くないが、かなり近づいても反応しない。クルマまでの距離は20cm

アルミホイル

 家庭で使用する100均で購入したごくごく一般的なアルミホイル。ニュース報道でもあったが、アルミは電波を通さないシールド効果を持っている。アルミホイルに包んだものを電子レンジに入れても温まらないのは、マイクロ波(電波)を通さないからだ。
 スマートキーをしっかりと覆えば、どんなに接近してもドアロックは反応しなかった。クルマまでの距離は0cm。ただ、軽く挟むような感じスマートキーを覆った状態では、電波が漏れるようで反応状況は一定ではないが施錠解錠はできるときがある。

リレーアタック防止ポーチ

 携帯電話用の電波遮断ポーチなども有効のようだが、今回はリレーアタック対策として開発された市販のリレーアタック防止ポーチでテスト。内部にアルミ箔なのだが、スマートキーに直接触れてキズ付かないように薄い布が付いている。キーリングも付いているので、使い勝手も良好だ。結果は文句なしの電波遮断力で、ドアロックは一切反応しない。もちろん、クルマまでの距離は0cm

家の中でのスマートキーの保管にも要注意

 今回は実証実験だが、スマートキーの高さやクルマとの位置関係で、その距離は微妙に変化した。しかし、アルミの電波遮断力は間違いないだろう。

 安価に済ませるならアルミホイルでもいいだろうが、何度も使えば切れ目が入り電波が漏れる。やはり専用ポーチが結果的に利便性と防犯性は高いことは間違いない。 また、スマートキーは外部から電波を傍受されそうな部屋には保管しないことがオススメ。ただ、電波を傍受する機械が高性能化して、一般的な一軒家ならスマートキーの電波をキャッチできてしまうそうだ。

 やはり専用の電波遮断ポーチ、またはアルミのケース(アルミホイルで自作しても良いかもしれない)に入れるなどの自衛手段を講じるべきだろう。

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