4ストローク249ccモトクロッサー、ようやく国内発売
スズキは、4ストローク249ccエンジンを搭載するモトクロス競技車両(モトクロッサー)『RM-Z250』を2015年以来4年ぶりにフルモデルチェンジ。エクステリアデザインはもちろん、フレームやサスペンションを一新。エンジンにも改良が加えられた。
『The Winning Balance 「走る、曲がる、止まる」の高次元でのバランス』をコンセプトとし、外観を全面刷新。兄貴分であるRM-Z450と同様に、クチバシをイメージさせる「Beak DNA」を継承する。
エンジンは、吸気ポート形状を見直し、シリンダーヘッドの変更によって出力を向上。ツインインジェクターを採用や、エキゾーストシステムの改良も行われた。
また、S-HAC(スズキ・ホールショット・アシスト・コントロール)には、スタート待機中のライダーをアシストするエンジン回転数にリミッターを追加。
フレーム、スイングアーム、フロントフォーク、エンジン搭載位置を見直し、コーナリング性能を向上。ほかにも、フロントサスにKYB製のコイルスプリングを採用し、路面追従性、メンテナンス性をアップしている。
リアサスペンションには軽量なスプリングを採用。レバー比も変更しトラクションを従来モデルより高めている。また、ブレーキディスクの大径化(フロントディスク径を250mmから270mmに拡大)し、ブレーキパッド素材の見直しなども行われている。タイヤはダンロップGEOMAX MX33 を採用する。
価格は、76万1400円(消費税込み)となる。ボディカラーは、チャンピオンイエロー№2のみ。