東京・青山にF1マシンの轟音が響き渡る
3月9日、世界三大レースのひとつであるF1のマシンが東京・青山を走行した。これは「レッドブル・ショーラン東京2019」というイベントで、過去には神奈川県横浜元町や千葉県海浜幕張公園などで開催。今回のトピックスは、なんといっても2台のF1マシンが日本の公道を走るという国内初の試みとなったからだ。
今季、「レッドブル・レーシング」チームに所属するマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーの2人がショーカーに乗り込みデモンストレーションを披露。コースは、神宮外苑いちょう並木を各ドライバーが1往復(約800m)する予定だったが、最後にサプライズで2台同時に走行するシーンも見られた。ファンの前でドーナッツターンを行なうサービスも行われるなど、迫力の光景に圧倒されたことだろう。
会場には多くの人が訪れ、スマートフォンで動画や写真を一生懸命に撮る姿に、モータースポーツへの関心が薄れていたわけではなく、きっかけが無かっただけだと痛感。来場者は、ほぼ目の前で走るF1マシンの音に酔いしれていた。
まもなく開幕する3月17日(決勝)のオーストラリアグランプリ。ぜひ、二人の走りを期待したい。