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ドレスアップBMWの増加は景気回復の証?af impスーパーカーニバル2019

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web編集部

3シリーズを中心に歴代モデルが参加

 ドレスアップした輸入車の祭典として毎年行われている「af impスーパーカーニバル2019」が、今年も5月12日(日)大阪市舞洲で開催された。ドレスアップカーコンテスト、豪華景品がもらえるじゃんけん大会、パレードラン、キッチンカーによるご当地グルメと、初夏を思わせる1日をカップルや家族といった来場者が楽しんだ。

 イベントのメインであるドレスアップカーコンテストには、今年も多くのエントリーがあり、会場には203台が参加。ホイール交換のみというライトなモディファイからエンジン換装&フルレストア、さらには絶妙な車高やパーツの組み合わせを魅せるクルマが参加。同じ車種でも、それぞれに個性を感じさせる。

 そんな数多くのエントリーカーの中で、もっとも多かったメーカーは例年通りVWで、その数は77台だった。ところが、今年はBMWの参加台数が61台とVWに迫る台数を記録。うち3&4シリーズが約70%なのだが、1980年代登場のE30型が当時流行ったデザインのホイールを装着しているかと思えば、1990年代のE36型が最大出幅が片側90mmというオーバーフェンダーにマイナスオフセットのディープリムのホイールを装着しているなど、じつにバラエティに富んでいたのが印象的だった。

 もちろん、現行モデルのドレスアップしたクルマも多い。コンテスト審査員は「BMWの中古車相場は、他のクルマに比べ高めです。しかも、高年式モデルの参加車両が増えているのは、景気が回復傾向にあるからではないでしょうか?」という。BMWをドレスアップするオーナーは、それなりの収入がある人が多いそうで、ある意味、景気動向に直結しているようにも思える。

「BMWは、ホイールの選択だけでも印象が変わりやすいクルマです。例えば、ホイールを太いサイズにするだけで、安定感のあるフォルムになります。オーナーたちそのような素性を知っているので、ドレスアップに対するこだわりがとくに強いですね」とコンテスト審査委員。

 そんなこだわりの込められたBMWのドレスアップカー61台をギャラリーで紹介しよう。

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