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ホンダ新型N-WGN登場!生活密着設計のデザインと装備を採用

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: HONDA

存在感を主張する個性派N-WGNカスタム

 ホンダの軽自動車ワゴン、N-WGN(エヌワゴン)/N-WGNカスタムがフルモデルチェンジを行ない8月9日より発売される。ファミリーユーザーを中心に支持され新車市場でもっとも売れているN-BOX、ビジネスからレジャーまで幅広く使える軽バンの新たな価値を想像したN-VANに続く「N for Life」の第3弾は、自然体で乗りこなせるベーシックな軽自動車としての魅力がさらに磨かれている。


 いまだに新車市場における売れ筋が、軽自動車であることに変わりはない。新車として販売されているクルマの3割強が軽自動車というデータがその人気を裏付けており、とくに全高が1600㎜を上まわる背の高い車種の支持率は依然として高い。

 軽自動車クラスの売れ筋はホンダN-BOXをはじめとした、全高1700㎜を超えるスーパーハイトワゴンだが、スズキ・ワゴンR、ダイハツ・ムーヴ、日産デイズ、三菱eKワゴンといった軽ワゴンもクラスのスタンダードとして幅広いユーザーから支持されている。そんな軽ワゴン市場に新たにホンダが投入したのが8月9日に発売される新型N-WGN/N-WGNカスタムだ。

 N-WGNは、N-BOXとともにホンダ製軽自動車=Nシリーズの一翼を担う存在である。新型は“Nのある豊かな生活”という思想のもと、生活でもっとも大切なものを見極め、その本質的価値を磨き上げるというクルマづくりの考え方から、安全性と使い勝手がバージョンアップされた。とくに今回のフルモデルチェンジでは、毎日の暮らしに馴染み、誰もが心地よく使え、親しみやすさをより感じられることに念頭が置かれている。

 最新こそが最良というのは世の常だが、軽ワゴンクラスには手強いライバルが存在する。競合となるモデルと差別化を図り、売れ筋となるためには、他車とは違う独自性をわかりやすく主張する必要がある。

 たとえばスタイル。ご存知のとおり、軽自動車は日本独自の軽自動車規格によってボディサイズに制約が設けられている。コンパクトなボディは取りまわし性に優れている半面、いかにも軽自動車と見られることを懸念するユーザーは少なくない。しかしN-WGNは、フロントからドア、リヤゲートまでハリのある滑らかな面で構成されたすっきりとした箱型フォルムによってシンプルなスタイルに仕上げられている。他車が外観デザインに個性を強調しているのに対し、N-WGNはあえて過剰な装飾をせず、親しみやすさを強調している。

 丸目のヘッドライトや機能性を重視した適度な大きさのフロントグリルで構成されるフロントまわりも、立派に見えるとか、強そうに見えるとか、未来っぽいといった要素よりも、あるべき場所に、しかるべき大きさできちんと備わっていることを重視。こうした特徴によって独自性をアピールしているのだ。

 いかにも軽自動車的な雰囲気がお好みではないならN-WGNカスタムがオススメだ。こちらは大胆に強調した前後バンパーによって力強い佇まいとしながら、細部まで精巧に形作ったヘッドライトやグリルを備えることで大人の感性に響く質感の高さを味わうことができる。

 
 質感の高さという点では、車内の作りについても従来型のよさをさらにブラッシュアップした作りがなされている。N-WGNではブラウンを基調にシート表皮がアイボリー、背面をブラウンすることで広さと心地よさを表現。

 一方のN-WGNカスタムは、ブラックを基調とすることでシックなイメージを強調しながら、しっとりとした光沢感のチタン調ガーニッシュを組み合わせることで上質かつ精悍な空間としている。

 Nシリーズの魅力はホンダ製ミニバンに通じる使い勝手のよさだが、N-WGNもこの点は競合モデルに対して大きな優位点を持つ。やはりホンダ独創のセンタータンクレイアウトの採用は、居住性と実用性で大きなメリットをもたらしている。とくに荷室は重い荷物でも積載しやすいように低床化され、備え付けのボードを使うことで上下2段の積み分けを可能にするなど、広さを生かして用途に合わせたアレンジが行なえる。

軽自動車初の安全&サポート装備を採用

 今回のフルモデルチェンジではさまざまな部分が改良されているが、なかでも安全性は劇的な進化を遂げた。従来型は競合モデルに比べると安全運転支援機能が乏しかったものの、新型ではホンダセンシングが全タイプに標準で装備された。なかでも衝突軽減ブレーキは、軽乗用車初となる横断自転車に対応したのをはじめ、街灯のない夜間の歩行者検知も進化させ、事故を回避する能力が格段に向上している。

 運転をサポートするという点では、パーキングセンサーシステムを軽自動車として初めて採用したのも見逃せない。リヤバンパーに搭載した4つの超音波センサーによって、車両後方の障害物の接近を検知し、アラーム音とメーターのディスプレイ表示でドライバーに知らせ、駐停車時の安心感を高めてくれる。
 エンジンは、バルブコントロール機構VTECの採用によってクラストップレベルのパワーと低燃費を両立したNA(自然吸気)仕様と、電動ウェイストゲートバルブの採用で燃費性能とレスポンスの向上を果たしたターボ仕様をラインアップ。ブレーキ操作ステップダウンシフト制御を採用したCVTを組み合わせ、走行状況に応じたダウンシフトを行なうとともに、エンジン回転を適切に保ちなめらかな走りを可能にする。足まわりの特性は、しなやかに路面を捉え続けるやさしい乗り心地とともに、誰もがクルマの動きを感じやすいおだやかな走りが追求されている。

 軽自動車クラスは競争が激しく、開発はライバル車を研究しながら進められる。したがって後発の車種ほど、機能や装備を向上させやすい。N-WGNもその点は抜かりなく、昨今の軽自動車に求められる機能や装備をしっかりと備えている。そのうえで、どんな場面でも便利に使えて、乗る人を楽しい気持ちにしてくれる生活のパートナーであることにこだわって作り込まれている。軽自動車クラスの売れ筋になる要素を多分に持ち合わせ、登録車も含め販売台数1位となったN-BOXとともに、軽自動車クラスをリードしていくことになるだろう。

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